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デイパックで「買い」のブランド10選。定番・人気〜知る人ぞ知るブランドまで

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デイパックの定番・人気ブランドから、プロが選ぶブランドまで

コンパクトで何かと便利なデイパックは一つ持っておきたいアイテム。ファッションシーンではここ数年スポーティなスタイルが大きな流れということもあって、注目度は例年以上に高まっています。

せっかく買うのであれば、街でもアウトドアでも使えるものがいいし、デザインにもこだわりたいというのが本音。とはいえ、膨大なブランドの中から理想の一本を探し出すのは実際問題難しいので、ここはプロの声を参考にしてみましょう。

今回は、FACY上でショップ店員が提案したデイパックの中から、特に秀逸なものをピックアップ。デイパックの定義やその魅力といった基礎情報と合わせてどうぞ。「バックパックと何が違うんだっけ?」と、気になった方も必見ですよ。

そもそもデイパックとは?

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「デイパック」と「バックパック」の違いは?と聞かれて、明確に説明できない方も多いはず。それもそのはず、バックパックは背負うことができるバッグ全般のことを差しており、デイパックはその中の一つだからです。

では、デイパックが何なのかというと、1日分の荷物が入る容量のバックパックのこと。ブランドによってその定義は変わりますが、15~25リットルくらいの容量のものを差します。

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今日(こんにち)のデイパックの原型となるのが、〈KELTY〉が70年代に手がけた、その名も「デイパック」。コンパクトなサイズ感はもちろん、ウエストベルトを用いた画期的な造りやタフな素材使いが人気を呼び、クライマーや、当時隆盛を極めたヒッピーカルチャーの間で親しまれました。続く90年代にはスポーティなストリートスタイルがブームとなり、〈Mountainsmith〉や〈GREGORY〉、〈JANSPORT〉などのブランドが幅広い層の間で流行。

そしてここ数年は90年代リバイバル真っ只中。トラックパンツやパーカーを使ったスポーティなスタイルとともに、デイパックも人気が再燃しているというわけです。

便利&スタイリッシュな、デイパックの魅力

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デイパックの最大の魅力といえば、25L前後のコンパクトなサイズ感。教科書やパソコン、資料などを過不足なく収納する最適で、背負った際にかさばることもありません。通学や通勤で選ばれるのはこのサイズ感ですね。

そして、その野暮ったさのないシルエットは、ファッションアイテムとして取り入れる上でも最適。コーディネートのトータルバランスを崩すことなく、馴染んでくれますよ。

セレクトショップ推薦、デイパックのおすすめブランド10選

旬なアイテムばかりが集まる高感度なセレクトショップに並ぶ、まさに“買い”なデイパックをご紹介。

すでに定番・人気とされるブランドから、「ありきたりなロゴがついたものは嫌!」という方にぴったりな、知る人ぞ知る名ブランドも揃っているので、お見逃しなく。

1.THE NORTH FACE PURPLE LABEL


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THE NORTH FACE PURPLE LABEL – LIMONTA Nylon 3way Day Pack M ¥20,520(税込)

名作ダウン「ヌプシ」のヒットで世間を賑わせているノースフェイスと、日本のアウトドアブランド nanamica のコラボライン〈THE NORTH FACE PURPLE LABEL〉。

そのデイパックは、シックなブラックのボディに同ラインのトレードマークであるパープルのロゴが映える一品です。

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素材にはイタリアの老舗ファブリックメーカー、リモンタ社のナイロンツイルを使用して、タフさと高級感を両立

メイン収納にはPC用に嬉しいクッションパッド入りのスリーブが付属し、フロントポケットにも2種類の収納を採用。デイリーユースな使い勝手を備えつつトレンドも踏襲し、しかも人と被りにくいという、他にない魅力が揃っています。

2.TERG


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TERG – Day Pack Ballistic ¥14,904(税込)

高性能かつスマートなデザインのアウトドア用品を手がける HELINOX によるバッグブランド〈TERG〉のデイパック。平面的で無駄のないデザインが特徴です。

メインポケットは大きく2つに分かれ、仕切りを兼ねた縦長のポケットも配置することで、パソコンや資料、ポーチや充電ケーブルなどを用途に応じて分けることが可能に。

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ボディにはタフなコーデュラナイロンを、サイドポケットには止水ジップを採用するなど、機能的な素材使いもブランドならでは。

そういった使いやすさやタフさに加え、お手頃な価格帯も魅力的で、候補に入れておいてまず損のない一品です。

3.BACH


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BACH – FLINTSTONE25 ¥14,580(税込)

1979年にアイルランドでスタートしたバッグメーカー〈BACH〉。クラシカルで洗練されたデザインと、ビジネスシーンからちょっとしたアウトドアにまで使える機能性で、近年幅広い層で人気を集めているブランドです。

こちらのデイパックは、90年代のモデルを復刻した、シンプルかつレトロなデザインが特徴。

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普段使いにふさわしい容量を備えつつも軽量さも確保。ベーシックアイテムとして申し分ない使い心地です。フラップの裏側に採用されているグリーンの色味もなんとも絶妙。

そういった、所有者以外は見る機会が少ない部位にも感じられるこだわりに、ブランドらしい質実剛健なものづくりが伺えます。ボディの耐久性も高く、アンダー1万5千円としては破格のコストパフォーマンス。

4.F/CE.


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F/CE. – 950 TRVL BP ¥19,440(税込)

日本発の〈F/CE.〉は2010年にスタートした人気ブランド。特に2017年から展開している、ダウンブランド nanga とのコラボアイテムは即完売となるほどの熱狂ぶりです。

ちなみにデザイナーの一人、山根敏史氏は人気ポストロックバンド「toe」のベーシストも務めるなど、マルチな才能を発揮しているお方。

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そんな〈F/CE.〉定番のデイパックがこちら。ボディには堅牢な950デニールのコーデュラナイロンを使用し、軽量さと耐久性を確保。肩のカーブにフィットするように設計されたショルダーアジャスターが、快適な背負い心地を実現しています。

見た目にも印象的な大きめのポケットが付属し、アクセントとなるフロントのぶた鼻にもビッグサイズのものを採用。ややゴツめの佇まいも男心にグッとくるポイントです。程よく主張のあるデザインがお好みの方はぜひ。

5.Aer


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Aer – FIT PACK 2 ¥23,760(税込)

2014年にスタートしたサンフランシスコ発のバッグブランド〈Aer〉。タウンユースの要件を満たす耐久性と、機能性、そしてデザインを備えたアイテムを手がけています。

こちらは、耐久性と撥水性を備えた1680D のバリスティックナイロンをボディに採用した、高機能なデイパック。

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メインポケットのほか、服やシューズも収納できる独立ポケットやPC用ポケットも完備しているので、仕事帰りのジム用具を収納することも可能。

そして何より、充実した機能性を表に出さない静謐な面持ちも魅力的です。

6.Beruf Baggage

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Beruf baggage- Urban Explorer 20 ¥36,720(税込)

サイクリストに向けた実用的なバッグを手がける、日本発〈Beruf Baggage〉。その機能性はもちろんのこと、一つ一つのアイテムはすべて、国内の職人が手作業で仕上げているため、質の高さもバッチリ。

都会的に馴染むデザインも相まって、ワンランク上のデイパックをお求めの方にふさわしいブランドです。

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こちらはその定番モデル「Urban Explorer 20」。特殊素材「X-Pac」を用いたボディは高い耐久性と耐水性を備え、20リットルで800グラムという圧倒的な軽量性も確保。

内側にはPCやスマホを収納できる、着脱式のオーガナイザーや、モバイルバッテリーを収納したままスマホに接続できる専用ポケットも付属するなど、ガジェット周りの機能も充実。一切無駄のない佇まいも含めて、圧倒的な完成度を誇る逸品です。

7.Braasi Industry


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Braasi Industry-Webbing ¥28,080(税込)

建築家としても活動する二人のデザイナーが手がけるチェコの〈Braasi Industry〉。

80年代のアウトドアスタイルに影響を受けた構築的なデザインと、メイドイン・プラハにこだわった質の良さが魅力です。

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こちらは格子状に配置されたウェビングテープがインパクト抜群の「Webbing」。メイン素材には一般的なナイロンの7倍の強度を持つ1100Dのコーデュラナイロンを、内側のライニングには防水加工済みのPES素材を採用しています。

確かな実用性とこのブランドならではの唯一無二なデザインを兼ね備えた一品です。ややクセのあるデザインですが、黒一色なので意外にも取り入れやすいところもポイント。

8.bagjack


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bagjack For OVERRIVER Tech Line-NXL Daypack M Molle Velcro Patch ¥48,600(税込)

郵便配達員が使用する「メッセンジャーバッグ」の専門ブランドとして1993年にスタートした〈bagjack〉。

実用性を重視した使い心地と、飾り気のない無骨なデザインが人気を呼び、今やセレクトショップに欠かせないブランドの一つとなっています。

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そんな〈bagjack〉と、国内外のブランドを扱う千駄ヶ谷のショールーム「OVERRIVER」のコラボで誕生したのがこちら。コーデュラナイロンを全面に用いたシンプルなデイパックです。ストラップは長さの調整が可能で、根元についたバックルを取り外せば降ろすときもストレスフリー。フロントのベルクロには別売りのポーチを貼り付けることもできるなど、ブランドならではのカスタム性も魅力です。

シンプルだけどこだわりのある、大人のデイパックをお求めの方に。

9.FREDRIK PACKERS


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FREDRIK PACKER – 500D DAY PACK ¥12,744(税込)

日本発〈FREDRIK PACKERS〉は、サイクリストに向けた“快適に物を運べる”バッグを手がけるブランド。世界中から厳選した素材を使用するなど、品質にこだわった商品をリーズナブルな価格帯で展開しています。

それでいてベーシックかつ使い勝手のいいデザインも特徴で、スポーティすぎるものが苦手な方にもオススメ。

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こちらはその定番のデイパックです。ボディには500デニールのコーデュラナイロンを、ショルダーベルトにはタフなシートベルト織り素材を採用し、申し分のない耐久性に。ブラックで統一したシックな色味に、ジッパーの引き手やハンドル部分に採用されたレザー素材のナチュラルな風合いが映えます。

機能・デザインともにデイリーユースにふさわしい仕上がりで、価格も1万2千円程度となれば、 これは買いですね。

10.Millican


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Millican-SMITH THE ROLL PACK 25L ¥27,000(税込)

〈Millican〉は、Jorrit、Nicky夫妻が手がけるイングランド発のブランド。デザイナー自身の旅の経験を反映した痒いところに手がとどく機能性と、冒険心をくすぐられるようなデザインが魅力です。

そんなブランドらしさを十二分に味わえるのがこの「SMITH」。

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ボディには特殊な加工を施したコットンと、2種類のポリエステル素材を採用することで、高い強度に加えて、マットで無骨な表情も確保。両脇についたマップ用の大きなポケットや、脱着可能なウエストとチェストのハーネスなど、ややオーバースペック気味な造りにもロマンを感じます

PC用ケース、スマホ用ポケットが内臓されるなど、あると嬉しい機能性も充実。紹介してくれた横浜『Euophonica』の井本さん自身も愛用しているという、珠玉の逸品です。


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一年の節目には、仕事や遊びに役立つバッグを新調しておきたいところ。納得のいくデザインと、使える機能性、そして毎日使える耐久性。その3つに注目しながら吟味してみてくださいね。

今回紹介したデイパックで気になるものがあったら「この商品を詳しく見る」ボタンから詳細をチェック。さらに購入の際は在庫の確認、気になる点はメッセージでセレクトショップに相談してみましょう。

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