NEWS
こだわるメンズに薦めたい「手袋ブランド」。アパレルのプロが選ぶおすすめ10選
アパレルのプロが選ぶ「手袋ブランド」
あなたの冬の三種の神器といえば何ですか。こたつにミカンに猫? あるいはストーブや加湿器? こと服に限定すれば、コートやマフラー、手袋あたりでしょうか。
今回はそんな中から、冬の季語にもなっている手袋のご紹介です。定番・人気・老舗・高級ブランドのご紹介はもちろん、
「プレゼント用の手袋が欲しい」
「各年代向けのアイテムが知りたい」
と言った声に、アパレルのプロがお応えします。
集うのは、彼らにより厳選された本物の手袋たち。ぜひご覧ください。
こだわるメンズに捧げる「手袋ブランド」はどこが違う?
今回おすすめする商品の多くが、手袋を専業とするメーカーが手がける品。特に老舗ブランドが多く、長年蓄積されたノウハウが生む品質の高さはどれも折り紙つきです。また、流行を追わないベーシックなデザインが中心で、長く付き合える点からも万人に受け入れられています。
ちなみに、これらのなかには、百貨店やセレクトショップのプライベートブランド、世界的ハイブランドのOEM品を受け持つメーカーも存在します。
クオリティも間違いない、それでいてネームバリューによる価格への上乗せもない、そんな専業メーカーのオリジナル手袋。選ばない手はありませんよ。
アパレルのプロが選ぶ、メンズ用の手袋ブランド10選
さてここからは、実際にプロがセレクトしたメンズ向け手袋をご紹介していきます。巷にありふれた「おすすめブランド」に留まらないラインアップは、現場に立つアパレルのプロの選定だからこそ。
では、早速見ていきましょう!
1.伝統工芸の域〈handson grip〉
handson grip-Wander’Bout ¥23,760(税込)
香川県といえばうどん。ですが、実は約130年の歴史と全国生産の90%を誇る、手袋の一大生産地でもあります。そんな同県にて、「実践的な」手袋作りを60年続けるブランドが〈handson grip〉です。
「そろそろ、手袋も一生モノを」と考え始めるミドルメンズ(30~50代)におすすめしたいのが、こちらの実用的な一組。デザインは、フォーマル過ぎないデイリーユースに使えるオリジナル。中綿には人工羽毛のプリマロフトを使い、寒冷地にも対応。天然レザーには、洗濯OKな加工も施しました。専用ボックス&保管用の袋が付属しているので、大切な方へのプレゼントにも最適です。
2.世田谷ベースにもぴったり
〈NEWBERRY KNITTING〉
NEW BERRY KNITTING – DEER SKIN PALM RACOON WOOL GLOVES ¥6,264(税込)
ニューヨーク州にて1946年にスタートした〈Newberry Knitting〉。アパレルに限らず生産拠点を海外に移すメーカーが当たり前となった今でも、メイドインアメリカ100%を貫くレアなブランドです。機能性も非常に高く、警察をはじめとした公的機関での使用実績も多々あります。
そんな同社が提案するのは、ニットタイプの手袋。ベースは、ナイロンを混ぜて耐久性を高めたウール地。滑り止めには、通気性が良く柔らかで、雨や雪にも強いディアスキンを縫い合わせました。アメカジやヴィンテージにも似合うデザインは、所ジョージ氏のスタイルに共感するおしゃれなメンズにもおすすめです。
3.名バイヤーご指名〈CARIDEI〉
CARIDEI – ナッパグローブ ¥9,072(税込)
イタリアはナポリの老舗手袋メーカーとして名をはせる〈CARIDEI 〉。1860年より約160年もの間、一貫して手袋のみの生産を続けてきたストイックなブランドです。その高い品質から世界中の有名ショップがこぞって取り扱うだけに、名品を身に着けたいと考えるメンズに最適です。
こちらの商品は、上質なシープのナッパレザーを使ったプレミアムな一組。特に、肌に吸い付くような上質な感触は病み付きになること請け合いです。加えて、ウールのライニングが優しい温もりを提供してくれます。カラーはブラック、ブラウン、ネイビーの3色。使いやすくも大人なトーンも魅力的ですよ。
4.オールラウンダーな〈CHURCHILL〉
CHURCHILL GLOVE-Classic Short Wrist ¥12,960(税込)
1897年に、ワシントン州はセントラリアで創業したブランド〈CHURCHILL〉。「行商人であったジェームス・チャーチルが、インディアンとの取引で手に入れた鹿革をもとに手袋を作り始めた」という謂れが伝わっています。
今回おすすめするのは、マルチパーパスのメンズ手袋。フォーマルにもカジュアルにも使えるのは、インシームとアウトシームを巧みに織り交ぜたデザインによるもの。手首の動きを妨げないショートリストデザインも、オンにもオフにも有用に機能します。素材のディアスキンには、適度な油分を保つブランド独自の鞣しを施しました。類まれなる柔軟性も、リアルに使いたくなるポイントです。
5.ロイヤルワラント輝く〈DENTS〉
DENTS – PECCARY LAETHER GLOVES ¥52,920(税込)
〈DENTS〉は、エリザベス2世も使用したハイブランドとして手袋業界で頭一つ抜ける存在。その始まりは1777年です。名だたる職人として知られたジョン・デントが、イングランドはウスターシャーで創業しました。
紹介するのは、希少なペッカリースキンを使った手袋。あえてライニングはなし。歴史に裏付けられた革の選定・カッティング・縫製が生む、自慢の「シークレットフィット」をダイレクトに味わえます。ただし、価格の方もハイクラス。やはり、マチュア~シニアのメンズにこそしっくりくるアイテムですね。
一方、ネオプレーン素材を使用した手袋も。デンツが欲しいけれど手が届かないという方、いかがでしょうか。
6.ライドは友達〈beruf glove〉
beruf glove-ベルーフグローブ ¥9,720(税込)
「自転車」をコンセプトに掲げて人気を集めるバッグブランド、berf baggege。同ブランドから新たに手袋に特化したレーベルとして生まれたのが、〈beruf glove〉です。
こちらは、本格的な素材使いと機能性の高さがウリのアーバンツーキニスト向け手袋。メインのキルトには、LIMONTA社製の高耐久ナイロンを使用。上質な質感はスーツやコートとのコーデにも◎ 掌には、衝撃吸収用のウレタンパッドと耐久性を高めるゴートレザーをオン。手首と甲には、フィット感を高めるアジャスターもセットしました。もちろん、スマホやサイコンの操作もOK。本格的なライドにも十分お使いいただけます。
7.アウトドア界の雄〈THE NORTH FACE〉
THE NORTH FACE -Denali Etip Glove ¥7,344(税込)
アウトドアブランド界のビッグネーム、〈THE NORTH FACE〉。1966年の誕生以来、そのハイクオリティなアイテムで確かな人気を集めてきました。
今回ご紹介するのは、肌触りが良く暖かなフリース素材の手袋。ニット手袋はチクチクする、革手袋は冷たい、と感じる方におすすめです。餅は餅屋らしく、アウトドアにも最適。この使い勝手は、ウィンタースポーツ時のシャッターチャンスも逃しません。10代・20代のメンズなら、コスパを優先して選択するのもアリ。バイカラーはカジュアルなウエアにも馴染み良し。ストリート系に合わせれば、どちゃくそおしゃれコーデが完成します。
8.大人の余裕を奏でる
〈POLO RALPH LAUREN〉
POLO RALPH LAUREN – POLO BEAR GROVE ¥10,800(税込)
2018年、地元NYでブランド50周年のアニバーサリーショーを行ったRALPH LAUREN。並み居るセレブの姿に、あらためてこのブランドの偉大さを感じた方も多いことでしょう。その〈POLO RALPH LAUREN〉からは、キュートでポップなポロベアをフィーチャーしたニット手袋を。
1991年に誕生したポロベアは、90’sを象徴するモチーフのひとつ。今の気分にピッタリと、トレンドアイテムとして再人気中です。おすすめすべきは、ユーモアや遊び心を取り入れて欲しい大人メンズ。パーフェクトなオーダースーツやラグジュアリーアイテムで固めるのもOKですが、こんな手袋を取り入れればワンランク上のこなれ感を演出できますよ。
9.形振り構う〈narifuri〉
narifuri-Durable N/Cポンチグローブ NF9011 ¥10,584(税込)
2007年に東京で創業したウエアブランド〈narifuri〉。「fashion+bicycle」をコンセプトに掲げるほどに自転車愛を感じるブランドは、機能性が高くもおしゃれと一般のビジネスマンからも大人気です。
おすすめは、高耐久の代名詞、CORDURA FABRIC製の手袋。耐摩耗性と撥水性を確保しつつ、ジャージーのポンチ素材やドビー織りで優れたデザイン性を付加しています。リブには伸縮性と保温性を狙い、ウール素材を採用。指先はタッチパネルにも対応しています。35歳以上から高い人気を集めるナリフリ。アクティブにもおしゃれにも手を抜かないミドルメンズへのプレゼントなら、これで決まりです!
10.HOLLYWOODも認める〈Merola〉
Merola – グローブ ラムレザー グレー ¥19,440(税込)
クラシックなイタリアンテイストで人気の、ナポリ発のネクタイ&手袋専門ブランド〈Merola〉。1870年の創業以来、自社工場で一貫して生産されるハンドメイドの手袋は、時の政治家やセレブリティに愛されてきました。
そんな老舗ブランドのおすすめは、厳選されたラムスキンを使った一組。肌理細かく馴染みのいい柔らかさ、艶めかしい光沢感は、センシュアルにも感じられるほど。ライニングには保温性を考慮し、カシミアを採用。完璧なカッティングもインシーム製法で見事に立体化しました。「ローマの休日」にも使われた名のあるブランドは、40代以上のこだわりメンズへのプレゼントに最適。長く使ってもらえること間違いありません。
気になるアイテムは
「メッセージでショップに相談」「購入」もできます
以上、こだわりのメンズにこそ似合う、こだわりあるブランドの手袋をお送りしました。アパレル現場のリアルな声を参考に選ばれた手袋たちは、どれもこれもが一級品。琴線に触れたアイテムは、ぜひともこの機会にご購入くださいね。
FACYでは、商品に関する相談から購入のための来店予約まで、ネット上にて一気通貫でお受けいたします。アプリからでもWEBサイトからでもOK。ぜひご利用ください!