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普段履きしたいおしゃれなランニングシューズ。ショップ店員のおすすめ10選
ファッションのためのランニングシューズ10足
革靴よりはスニーカーが今の気分。もっと言えば、ストレスフリーなランニングシューズを履いてみたいけど「どんな一足がおすすめ?」、スポーティなコーディネートがトレンドの今だからこそ「知っておきたい」、そんな疑問にお答え。
というわけで今回は、普段履きを見越したランニングシューズの選び方と買いのモデル、さらにおすすめのコーディネートをご紹介します。「運動着じゃないのにランニングシューズってアリ?」と一歩踏み出せなかった方、必見ですよ。
ランニングシューズは今、おしゃれアイテム!
ダウンやフリース、トラックパンツなどを中心に“90年代リバイバル”真っ只中な昨今のトレンド。スポーティなアイテムを普段着に取り入れるハードルがグンと下がっている流れがあるからこそ、ランニングシューズはまさに今輝くアイテムなんです。
とはいえ、スポーツ用に履いていたアイテムを突然私服に取り入れるのも難しいもの。ここではセレクトショップ「EDIFICE」のスタッフを参考に、ランニングシューズを使った外さないコーディネートを解説します。
先述の90年代リバイバルな風潮を踏襲するのであれば、トラックパンツと合わせてスポーティにまとめるのがおすすめです。ブラックやグレーなど、使う色のトーンを押さえることで、大人らしくシックな印象に。「それだと逆に物足りない」と感じた時は、サングラスなどの小物で主張すれば解決です。
ラフすぎるスタイルが苦手な場合は、上品なコーディネートの“ハズし”として活用するのもアリ。トップスはニットとチェックシャツで優等生にまとめ、ボトムスはシューズのボリューム感を補うべく細身に。
こちらの写真では、上からネオンカラーのステンカラーコートを羽織ることで、他人との差をグンと広げています。まさにショップ店員ならではの技アリなスタイル。
普段履きできる、おしゃれなランニングシューズ10選
ここからは、ショップ店員がFACYにおすすめしてくれたランニングシューズの中から、普段履きにぴったりなおしゃれな10足をピックアップ。履き心地とかっこよさを両立した逸品、ぜひお見逃しなく。
1.HOKA ONE ONE「BONDI6」
HOKA ONE ONE – BONDI6 ¥22,680(税込)
ニュージーランド発の〈HOKA ONE ONE〉は、薄い=速いというランニングシューズの固定概念を覆したブランド。緩やかに湾曲した、厚底のランニングシューズを数多く手がけています。
クッション性が高く、自然と前に足が出るような不思議な履き心地は雲の上を歩くようで、まさに「Time to Fly」を意味するブランド名通り。
そんなホカオネオネの中でも、とりわけ高い人気を誇るのがこちらの「BONDI6」。先ほどのコーディネート写真でも着用されていたモデルです。黒一色のシックな配色は幅広いカラーと相性ばっちり。無骨で丸みを帯びたシルエットはトレンドのダッドシューズのような趣も感じられます。
競技用として着用している方も多いため、「私服に合わせたいけど、できればランニングにも」なんて一足をお探しの方にも最適です。
2.adidas「NMD」
adidas – ブースト NMD TS1 PK GTX ¥18,360(税込)
80年代のレトロなランニングシューズをベースに、現代的な機能性を盛り込んだ、まさにハイブリッドな〈adidas〉の一足。アッパーには肌に吸い付くような質感の特殊なニット素材を、ライニングにはタフで防水性も備えたGORE-TEX®を採用しています。
履き口をリブ状にすることで、運動に欠かせないフィット感も担保。
モノトーンをベースにしつつ、ヌーディなオレンジをアクセントにしたデザインは、シンプルながらモダンな印象。スマートなシルエットも相まって、私服ならぜひ細身のパンツと合わせたいスニーカーです。
全天候対応なので、幅広いシチュエーションで活躍してくれることは請け合い。
3.NIKE「Air Max 97」
NIKE – エアマックス97ウルトラ17 ¥18,360→¥12,852(税込)
90年代に社会現象を巻き起こすほどの人気を誇ったナイキの「エアマックス95」の後継モデル、「エアマックス97」。スケルトンの「Air-Sole」ユニットをつま先から踵まで搭載した、革新的な造りで話題を呼びました。
こちらは、「エアマックス97」の発売から20周年を記念して登場した復刻モデル。クッショニング性能と耐久性を強化するなど、機能面がアップデートされています。
日本の新幹線や水の波紋をインスピレーションにしたという近未来的な面持ちはそのままで、20年経った今でもそのデザインはやはりかっこいい。コーディネートにただスポーティなだけではない、モダンな印象を与えてくれます。
90年代はなかなか手に入らないことでも有名だったこのキックス、当時手に入れられなかった方はもちろん、それ以外の方もぜひこの機会に。
4.New Balance「M990」
New Balance – M990IN4 ¥29,160(税込)
1982年に登場し、当時の広告で「1000点満点中990点」と謳われた〈New Balance〉の「99X」シリーズ。
その最新モデルは、「991」や「996」といった定番よりもスポーティな面持ちな「9904 」です。
上質なヌバック素材をアッパーに採用し、落ち着いたカラーリングでまとめることで、私服にも落とし込みやすい仕上がり。ミッドソールにはクッション性やサポート性、安定性に優れたオリジナル素材を配して、ストレスフリーな歩行性能も確保しています。
安心と信頼のメイドインUSAで、30年前と変わらないクラフトマンシップを感じられる、ハイエンドな一足。
5.White Mountaineering「TERREX TWO GTX」
White Mountaineering – TERREX TWO GTX ¥28,080(税込)
コム デ ギャルソン出身のデザイナーが手がける〈White Mountaineering〉と〈adidas〉がコラボした一足。
トレイルランニング用モデル「Outdoor TERREX TWO GTX」をベースに、“White Mountaineering”のロゴを大きく配置し、インパクトのあるヴィジュアルに昇華しています。
モノトーンのシンプルな配色もストリートテイストな佇まいに大きく貢献。トラックパンツと合わせて、今っぽく履きこなしたいスニーカーです。
ライニングには透湿性や防水性にも優れた素材を使用し、ソールは悪路でも走れるほどの高いグリップ力を完備。履き心地の良さとデザイン性を両立するそのバランス感覚に、2ブランドの並々ならぬ手腕が感じられます。
6.adidas「I-5923」
adidas – I-5923 ¥18,360→¥11,016(税込)
adidasが80年代に手がけていたランニングシューズ「Mercury」をモダナイズした一足。
アッパーには伸縮性と透湿性のあるメッシュアッパーを採用し、快適なフィット感を確保。また、メッシュ素材ならではのスポーティで奥行きのある質感もプラスしています。
やや厚みのあるソールは高い反発力も備えていて、一日中快適に着用することが可能。
ベーシックなデザインはどんな私服にも合わせやすく、「何から買っていいか分からない」と不安な方にまず挑戦していただきたいです。
7.Reebok「INSTAPUMP FURY」
Reebok – INSTAPUMP FURY OG ACHM ¥19,440(税込)
エアマックスと並び、90年代に一世を風靡した〈Reebok〉の「インスタポンプ フューリー」。
ユニークで近未来的なルックスに目が行きがちですが、こちらも実はランニングシューズとしてリリースされたもの。
ミッドソールにはNASAと共同開発したハニカム構造の衝撃吸収素材「HEXALITE」を、アッパーには軽量でタフなバリスティックナイロンを採用しているため、抜群の履き心地を備えています。
ポンプヒューリーの代名詞でもある、シューレースなしでフィット感を調整できる「ザ ポンプテクノロジー」は、その快適さに加え、見た目の面白みにも貢献。こちらも色褪せない名作として、ぜひ検討していただきたい一足です。
8.LUNGE「Integer Walk Cushion」
LUNGE – Integer Walk Cushion ¥37,800(税込)
2008年にドイツでスタートした高級ランニングシューズメーカー〈LUNGE〉のスニーカー。
素材は可能なかぎりドイツ国内で調達され、生産も現地で行われるなど、圧倒的な質へのこだわりが魅力です。
アッパーには透湿性と堅牢さを併せもったマイクロファイバー素材、ミッドソールには柔らかく衝撃吸収性にも優れたEVA素材を使用。そういった機能性を備えつつも、大人でも普段履きしやすいミニマルなデザインに仕上げています。
毎日履けるような履き心地の良さと、汎用性の高いデザインをお求めの方はぜひ注目してほしい逸品。
9.ZDA「Marathon」
ZDA – Marathon 2800FSL ¥22,680(税込)
人との被りにくさを重視するなら、おすすめなのがこちら。
チェコスロバキア時代のマラソンシューズを、当時の型と生産背景を用いて復刻した〈ZDA〉の一足です。
がっしりとしたトウガードや、ヘリンボーンを彷彿とさせる模様のアウトソールなどを完全再現。ヴィンテージでしか見ることのできなかったディテールが随所に散りばめられています。
ずっしりとしたシルエットや匿名性の高いデザインは、今見るとかえって新鮮に映ることは間違いなし。流通量の少ないアイテムのため、気になった方はお早めにどうぞ。
10.WALSH「TORNADO」
WALSH – TORNADO ¥19,440(税込)
今なお、デザインから生産までをイギリスで行う数少ないスニーカーブランド〈WALSH〉の代表作。
グレーを基調としたスマートな配色に、英国らしさを感じられます。
軽量性や高い歩行性能も、1983年のロンドンマラソンで多くの上位入賞者が身につけていたモデルと聞けば合点。現代のランニングシューズほどハイテクな機能性はないものの、その質実剛健な造りはスニーカー好きならきっと刺さるはず。
王道ではなくとも、こだわりを感じられる、“分かっている”大人の足元にふさわしい一足。
続きはFACYで「スタッフにメッセージで相談」「通販で購入を」
「普段着にランニングシューズってアリ?」というありがちな疑問もこれで解決できたはず。街履きしやすいような“かっこいい”デザインにこだわれば、気兼ねなく履くことができます。もちろん、履き心地の良さはお墨付きなので一石二鳥。ぜひ今年は挑戦してみてくださいね。
また、今回紹介したランニングシューズの中に気になるものがあったら「この商品を詳しく見る」ボタンから詳細をチェック。気になった点は、FACY上でショップ店員に相談することも可能です。もし気に入ったら、通販か店頭受け取りを指定した上でそのまま購入もできるので、ぜひ活用してみてくださいね!