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30代の革靴選び。ネイビースーツには色気も真面目さも備えた一足はいかが?
「仕事の革靴新しくしたいです!ネイビーのスーツが多いのでおすすめ教えてください(野球好きさん/32歳/千葉県)」
もう少しで新年度。仕事用の革靴の新調を考える時期でもあります。4月から目指せデキリーマン、もといモテリーマン。そんな壮大な願いさえ、新しい一足に託してしまいたい。
とはいえ、フレッシュマンでもない30代以上の方なら無難な黒のプレーントゥなどはもう間に合っているはず。「スーツにはちゃんと合うけど、ちょっと洒落が効いている」。2、3足目として買い足すなら、おそらくそんなリクエストになるのでは?
今回ショップスタッフが教えてくれたのは、あのコスパ抜群のシューメーカーの一足でした。
ネイビースーツに合わせたい
まじめなネイビースーツとも相性抜群な『JALAN SRIWIJAYA』のブラウンのダブルモンクタイプ。そこはかとない色気もあり、モテそうなんて邪心も思わず浮かんできてしまう一足。
そんな邪心とは裏腹に、ほぼ手縫いに近い「九分仕立て」と呼ばれる極めてまっとうな製法で作られています。何かというと、ハンドソーンウェルテッド(=手縫い)で大部分の工程を行い、仕上げのみグッドイヤー製法(=機械式)で仕上げること。インソールに厚みのあるレザーを使うことができ、その結果、履きこむことで足型に沿ってインソールが沈んでいくのが特徴です。
「パーソナルレベルのフィット感が生まれます」と履き心地のよさを語ってくれたのは、蔵前のセレクトショップ WEEKENDER SHOP の芹澤氏。
圧倒的なコスパ
そんな手間のかかる製法ながら3万円台で収まっているのは、『JALAN SRIWIJAYA』がインドネシア生産の靴工場だから。とはいえ、現経営者である先代の息子は、紳士靴の聖地ノーザンプトン(英国)で修行を積んだ経験があり、その品質は英国の高級靴に肉薄するクオリティなんです。
同氏曰く、「同じ製法とクオリティであれば、通常は2倍から2.5倍はする値段になるはずなので、非常にコスパがいい」。
シボ革の存在感たるや
シボ革と呼ばれるグレインレザーのアッパーは、レザーらしい存在感のある表情。通常のカーフレザーよりやや厚手で、傷にも強い特徴があるのも頼もしいところです。おまけにバックルがゴールドなのもいい。シボ革の素材感とも相まって、文句のつけようのない高級感です。
スーツはもちろん、ジャケパンやオフのデニムスタイルのハズシに合わせても面白そう。社会人1、2年目には難易度が高いかもしれませんが、一通り革靴を履き続けてきた30代以上なら、このくらいの遊び具合の一足が映えるシーンがあるはず。
着こなしやサイズ選びで迷った際は、ぜひ「WEEKENDER SHOP」の 芹澤氏にお気軽にご相談を。
WEEKENDER SHOP
住所:東京都台東区蔵前3-18-7
営業:11:00~20:00(月曜休み)