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こういうのが欲しかった。30代でも似合う、洗練を極める「weac.」のGジャン
「大人でも着られるシンプルなGジャン教えてください。(ひなたさん / 31歳)」
メンズカジュアル定番のジャケットといえば、デニムジャケット=いわゆるGジャンを思い浮かべる方は多いはず。男らしく、かっこよく着こなしたいという願望はあるものの、試着して鏡に映る姿がどうもイメージと違う・・・そんなことってありませんか?
ちなみに筆者もGジャン好きなので、若かりし頃は、今よりもっと着ていました。ただ、30代も半ばに入ると、どうにも主張の強いものは着づらくなってきた気が。狙うべきはおそらくシンプルなもの。それはわかりつつも、具体的には何がいいのか?ショップスタッフ氏よ、教えてたもれ。
徹底したシンプルさ
『weac.』のデニムブルゾンを提案してくれたのは「C.COUNTLY」のKasahara氏。「極力ディテールをシンプルにし、無駄を削ぎ落した」Gジャンです。
確かに、片側のみの胸ポケット、いわゆる“1st”タイプながら、ポケットの形状がシンプルなので、オリジナルに見られる野暮ったさは皆無。リジッド=未洗いの生地に、生地と同色のステッチというのが端正な表情を際立たせます。襟が小さめなのもスタイリッシュ。
技ありポケット
Gジャンで地味に議論の対象となるのが(筆者だけ?)、腰の斜めポケットあるなし問題。あるほうが便利だけど、ないほうがスッキリしていてかっこいい。ちなみに筆者はナシでいい派。
そんなことを軽くいなすかのように、「サイドスリットポケットにすることで、表面のシンプルさは損なわず、実用性も追求した」のだそう。確かに、これならアリ派もナシ派も納得の出来。手を入れたら自然と背筋も伸びる、って算段なわけですね。それ自体、これまたスタイリッシュ。
赤耳さえもさりげなく
ちなみに、身頃裏にもご覧のとおりの大きめのポケットを配備。つまり、このミニマルな見た目に反して、Gジャンとしての収納性は出色の出来栄え。
そして、前立て裏には赤耳(=セルビッジ)。これはデニム好きとしてはスルーできない、うれしいディテールです。前立て裏なので、着脱の際に、さりげなくチラ見えする程度。洒落てますね。
アメカジ感はありません
着てみると、やはりアメカジ感は全くなく、ヨーロッパの上品なワークウェアに近いニュアンスさえあります。「いわゆるアメカジのGジャンにはとどまらない独自のブルゾンに仕上がった」とKasahara氏が語るのも納得です。
上品な表情を生かして、スラックスに合わせてもOK。こんなGジャンがあるなら、30代以上のいい大人でも、コーディネートに取り入れやすい。Gジャンへの憧憬を捨てきれない方は、ぜひ試す価値があるかと。
「リジッドなら、縮み具合はいかに?」「中にはどんなアイテムを合わせれば?」などの気になることがあれば、「C.COUNTLY」のKasahara氏まで、お気軽にメッセージでどうぞ。
C.COUNTLY
住所:長野県松本市中央3-6-16 1F
営業:12:00~20:00(定休日)