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世界初のデニムが凄い。色もシルエットも完璧な「ネガティブデニム」
「春用に1本あると便利なパンツのオススメを教えて下さい。(しんやさん/33歳)」
メンズの定番のパンツといえば、やっぱりデニムのジーンズ。突然ですが、ジーンズを買い足すのに適したタイミングって考えたことありますか?
今の時期は、寒さは和らぎつつも、次の季節までまだ間がある。つまり、リジッドやワンウォッシュの濃色のジーンズを買って穿き込みを始めるのには、いい時期なんです。
ただ、ジーンズは「せっかくならいいものを」と思う反面、何を選べばいいのか見えてこない。今回、何やら凄いデニムがあると教えてくれたのは、「encinitas」のtyler氏。はたしてどんな一本なのか。早速見ていきましょう。
世界初の32回染め
同氏が紹介してくれたのは、『negative denim』のワイドデニムジーンズ。13.7oz のセルビッチデニムを使用しているとのことですが、特に何がすごいのでしょうか?
「最大の魅力はデニムを染める回数。今までのインディゴ染めの最多回数が16回とされるところ、こちらは世界初の32回染めに成功したデニムです」
ちなみに、Levisは約8回と言われているそう。そう考えると、16回でもすごいですが、その倍とは確かにすごい。
32回染めたことにより、やはり味わいが良くなるようで。購入当初は良くても、洗っていくうちにのっぺりした色落ちになってしまうと、ガッカリしてしまいます。これならその心配もなし。
シルエットもいい
色落ちが期待できる理由は大いに納得。それに加え、「シルエットもいいよね」と編集部内では話題に。太さはあれど、野暮ったい印象がありません。同氏も「抜け感を演出したワイドなシルエットと、丈感とのバランスがいい」と絶賛します。
ワイドなパンツはトレンドアイテムのひとつでもあるので、ジーンズで取り入れてみるのもいいですね。
あの部分も現代的に
コインポケットといえば、古きよき時代のディテールの名残りなので、実用性をさほど求めない部分。ただ、negative denimはそこにスマートフォンが入るよう、大きさと角度を改良してあるんです。生地やシルエットにこだわるだけでなく、使い勝手も現代的にアップデートしてくれるのは、うれしい限り。細かな点ですが、これは気が利いています。
マニアックに染めを追求する一方で、シルエットやディテールをきちんと時代に合う仕様に落とし込める。negative denimの魅力はそこにあるのかと。
「そういえばデニム買い替えたいな」なんて思う方は、ぜひチェック。縮みや洗い方、合わせ方などの疑問があれば、「encinitas」のtyler氏がご相談に乗ります。ぜひ同氏までお気軽にメッセージをどうぞ。
encinitas
住所:東京都渋谷区恵比寿西2-21-15
営業:12:00~20:00