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スーツに合わせる「ちょいカジュアル」な革靴って?プロのおすすめ3選
ちょっと遊んだ革靴が欲しい
春といえば、革靴の新調にはもってこいの季節。とはいえ、諸兄ならベーシックなプレーントゥやストレートチップはもう持っていたりするのかと。つまり“まじめ枠”の一足は埋まっている。
となれば、次に狙いたいのは“少し遊んだ”一足ですよね。ただ、そのさじ加減こそ難しいもの。もちろんスーツに対応するのが前提。はて、どのくらいまでカジュアルでいいのか? ここはひとつ、プロの選んだ3足を判断基準にしてみましょう。
1.雨の日もイケるチャッカブーツ
渋み溢れるブラウンスエードのアッパーの『SATTO & SILVA』のチャッカブーツ。あまりかしこまり過ぎずにスーツの足元を飾りたいなら、チャッカタイプは有効な選択肢。落ち着いたブラウンカラーも好印象です。
さらに同ブランドの魅力は、上品なルックスに潜むテクニカルな側面にあるのだとか。EDIFICE丸ノ内店の松原さん曰く、「衝撃吸収インソールの搭載により、足の疲れが軽減される点や耐水性機能がある」。革靴はどうしても雨の日の着用がためらわれますが、その心配がいらないのはうれしいですね。
2.あのブランドも作っていたメーカー
外羽根のスエードアッパーに、フルブローグ(=ウイングチップ)と、ややカジュアルな仕様の『SOLOVAIR』の一足。聞き慣れないかもしれないブランド名は“SOLE-OF-AIR”に由来します。あのドクターマーチンの英国での生産を担っていた歴史のある老舗シューメーカー。教えてくれたのは、代々木上原LILYのKato氏です。
まじめなスーツに合わせるにはややラフかもしれませんが、ジャケパンスタイルやオフのデニムスタイルの格上げにはピッタリの一足。「ドクターマーチンは好きだけど、あの黄色ステッチがカジュアルすぎる(※筆者の主観)」なんて方は、コチラを試す価値ありです。
3.ちょっとキザな感じがいい
『alfredoBANNISTER』のビットローファーは、馬具を模した装飾がエレガント。これ一足でコーディネートが一気に華やぎますね。いい意味でちょっとキザな雰囲気が出る点もgood。画像のようにあえて白ソックスを合わせるのもおもしろい。
同ブランドのスタッフ氏曰く、エレガントなだけでなく、軽量フラットソールでヌケ感も演出したとのこと。「スーツスタイルにも格好良くハマりますよ」とお墨付きをくれました。プレーンなローファーに物足りなさを感じていた方は、遊び感が加速するビットローファーを攻めてみては?
遊び具合の振れ幅もそれぞれ異なる3足をご紹介しました。「自分の手持ちのスーツやスラックスに実際合うのかどうか」なんて突っ込んだ質問にも各ショップスタッフが答えてくれますよ。ぜひお気軽にお店とコミュニケーションを取ってみてくださいね。