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ショップ店員おすすめの「スポーツサンダル」12選。人気者から最新ブランドまで

スポーツサンダル、結局どれがおすすめ?

サンダルを買うとなれば、間違いなく候補に入るであろう「スポーツサンダル(スポサン)」。快適で歩きやすく、街履き用からアウトドア用まで幅広く使えるので、一足は持っておきたいところです。

そこで今回は、

「スポーツサンダルってそもそも何?」
「今選ぶべきデザインは?」
「どんなブランドがおすすめ?」

といった疑問にお答え。

この記事でご紹介するのは、現役メンズショップスタッフたちがおすすめするサンダル群。失敗しないサンダル選びのために、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもスポーツサンダルってなんだっけ?

“なんとなく”のイメージはあるけど、実際何者なのかはよく分からないスポーツサンダル。その原型となったのは、カリフォルニアの〈Teva〉が1984年、レジャー用に開発したサンダルです。かかとと足首、足の甲をベルトで固定する形状が特徴で、従来のサンダルよりもホールド力が高く、アウトドア愛好家から高い評価を得ました。

そして2015年頃には、アウトドアアイテムを日常着に取り入れる「スポーツMIX」スタイルがトレンドに。履き心地が良く、楽で、なおかつお洒落に履けるスポーツサンダルは、今度は優秀なファッションアイテムとして注目が集まりました

以降、幅広いブランドが様々なデザインのスポーツサンダルを提案。ストラップで固定する従来型のものだけでなく、グリップ力の高いソールや、ホールド力のあるアッパーを用いた高機能なサンダル全般が徐々に「スポーツサンダル」と呼ばれるように。今ではファッショニスタだけでなく、誰でも気兼ねなく取り入れられる定番となりました。

スポーツサンダルを買うなら、どんな形がおすすめ?


今では幅広い高機能サンダルが「スポーツサンダル」として提案されていますが、どのようなデザインのものを選ぶのが正解なのか。その答えを、大まかに分けると2つ。ストラップが「あり」のものと、「なし」のものです。

ストラップありのスポーツサンダルとは、先述したTevaのように、ストラップで足首をがっしりと固定してくれるようなサンダルのこと。スポーツサンダルがブームになり始めた2015年ごろはもっぱら主流の形でした。比較的主張の少ない形状のため、コーディネートをシンプルにまとめたい方におすすめ

2017年から2018年ごろの比較的最近ブームとなったのが、足首を固定しない、ストラップなしのサンダル。ランニング後、足を休ませるために着用する「リカバリーサンダル」や、スリッパのような形状をした「シャワーサンダル」のことで、ソールの形状や素材に様々な工夫が凝らされているのが特徴です。ストラップありのものよりも、ラフでスポーティな印象が強いため、コーディネートのハズしとして取り入れたい方はこちらを。

2019年現在ではどちらのブームも落ち着き、流行り廃りのない定番アイテムに。どのタイプを手に入れても失敗することはないので、自分のスタイルと相談しつつ、ピンとくる方を手に入れましょう。

【ストラップあり】メンズにおすすめスポーツサンダル7選

ここからは、ショップスタッフがFACY上でおすすめしたスポーツサンダルを、「ストラップあり」と「ストラップなし」に分けてご紹介。

まずは、「ストラップあり」タイプから。定番から最新系まで、幅広くどうぞ!

1.まずは知っておくべき王道〈TEVA〉

1984年に世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを開発した〈TEVA〉。かかとと足首と足の甲をホールドする「ユニバーサルストラップシステム」は、それまでのサンダルにはない快適な歩行を実現。今なお欠かせない、スポーツサンダルの定番ブランドです。

そんな〈TEVA〉の中もおすすめなのが「FLOAT UNIVERSAL LITE」。カラーリングをワントーンで統一することで、よりデイリーユースで都会的な面持ちにアップデートしています。レジャースタイルから街着まで、幅広く活躍してくれることは請け合い。お値段もアンダー一万円なので、まず手に入れておいて後悔はしませんよ。

詳しくはこちらから↓
“アンダー1万円”で手に入るスポサンの元祖。迷ったらやっぱり『Teva』がオススメです

2.大胆なデザイン性にやられる〈SUICOKE〉

「デザインと履き心地、どちらも妥協したくない!」という本物志向な方におすすめなのが、日本生まれの〈SUICOKE〉。「本当に自分たちが欲しいもの、所有したいものだけを作っていく」とアツいコンセプトを掲げたブランドで、ソールメーカー「Vibram」社とフットベッドを世界で初めて共同開発するなど、意欲的なものづくりが魅力。

そんな〈SUICOKE〉が手がけるスポーツサンダルが「KISEE-V」。分厚いソールと、がっしりとホールドしてくれるストラップを搭載した、極上の履き心地です。シンプルなデザインが多いストラップ付きスポーツサンダルの中でも存在感があるので、着こなしの適度なアクセントとしても最適

3.アウトドアでも履くなら〈Chaco〉

(出典:Chaco公式サイト)

先述の〈Teva〉と並ぶスポーツサンダルの代名詞的存在が〈Chaco〉。1989年にアメリカのコロラド州でスタートしたシューズブランドで、整形外科医による人間工学的な観点を取り入れたデザインが特徴です。「アウトドアにも履いていけるサンダルが欲しい」という方におすすめ。

特に人気のモデルが「Zクラウド」。バーガンディーをメインカラーに採用した、アダルトな配色の一足です。フットベッドは土踏まずにフィットするような特殊形状。造りも激しい運動に耐えうるほどタフです。もし経年劣化が起きた際にはストラップやソールを変えてくれるなど、アフターサービスも万全。

4.スポーティ×ストリートな〈THE NORTH FACE〉

〈THE NORTH FACE〉は、そのブランド名が登山が難しい山岳の北側を表すように、過酷な自然と共存できるほどの高い機能性が魅力。そして、ダウンジャケット「ヌプシ」が2018年にストリートで大ブームとなったように、ファッション的な側面も見逃せないブランドです。

そんな〈THE NORTH FACE〉が手がけるのは、ブランドロゴが映えるミニマルなデザイン。夏のコーディネートにストリートテイストを取り入れたい方に最適です。フィット感を手軽に調節できるストラップの造りや、衝撃吸収性に優れた「XTRAFOAM」のフットベッドなど、ブランドらしい機能性にも注目。

5.高性能な南アフリカ代表〈SHAKA〉

〈SHAKA〉南アフリカ共和国発のシューズブランド。90年代に人気を博し、その後一度消滅。時は流れて2013年に日本で復刻した異色の経歴を持ちます。カラフルでトライバルなカラーリングと、スニーカー感覚で履ける機動性の高さが特徴。

そんな〈SHAKA〉にセレクトショップ『アーバンリサーチ』が別注して制作したのが「NEO BUNGY」。黒一色のモダンな配色を採用した、これまでの同ブランドとは一線を画す仕上がりです。ベルトにはウエットスーツなどに用いられるネオプレン素材を、フットベッドには歩行時の負担を減らすインソール構造を採用。履き心地も文句なしです。

6.スポサン界に革命を起こした〈KEEN〉

〈KEEN〉は、アメリカのオレゴン州で2003年にスタートしたシューズブランドトミー・ヒルフィガーやクラークスでもシューズデザインを務めたマーティン・キーンが創設しました。

先述したスポーツサンダルの定義からはやや外れるものの、ぜひ知っておきたいのが「UNEEK」です。複雑に絡み合った2本のコードと1枚のソールから成る、その名の通り“ユニーク”な構造は、着用者の足の形に関わらずフィット。スポーツサンダルの概念を打ち壊す一足です。セレクトショップ『JOURNAL STANDARD』が別注をかけたこちらのバージョンは、シュータンにスエード素材を採用することで高級感もプラス。山から街にまで馴染む、さらに大人も履ける新たな「UNEEK」に仕上がっています。

7.エシカルなサーファー御用達ブランド〈freewaters〉

 

2010年にアメリカでスタートした〈freewaters〉は、「水は私たちを自由にしてくれる」がコンセプトのシューズブランド。ハイクオリティなシューズを手がけるだけでなく、総売り上げの1%を不衛生な水しか飲めない国や地域への浄化活動に充てるなど、社会問題への関心の高さも特徴です。

2019年に新しく登場したモデルが「Supreem Sports」。水中での着用を考慮して足の甲部分とつま先を繋ぐストラップを配置し、スライドサンダルとして履けるようにヒールストラップは着脱式に。カリフォルニアにルーツを持ち、サーフィンを愛するデザイナーらしい、実践的な機能性が随所に見られます。サーフィンやレジャー用のサンダルをお探しの方は要チェック。

【ストラップなし】メンズにおすすめのスポーツサンダル5選

“新たな定番”となりうるモデルが続々リリースされている「ストラップなし」タイプのスポーツサンダル。この機会に網羅しておきましょう。ショップスタッフも認めた5ブランドがこちらです。

1.“歴史的”なソールを搭載した〈Suicoke〉

先ほども登場した〈Suicoke〉の中で、「KISEE-V」と併せて知っておきたいのが、シャワーサンダルタイプの「Kaw-Vs」。フットベッドはVibram社と共同開発したもので、劣化のしにくさや、そのクッション性能の高さは唯一無二。そもそもVibram社が他社とオリジナルのフットベッドを手がけること自体が初めてと聞けば、歴史的な一足と言っても過言ではありません。

大ぶりなベルクロベルトを二本のストラップで留めるデザインも、実用性のみならずデザイン性にも貢献。ボリューム感があるので、インパクトも抜群です。やはり〈Suicoke〉はスポーツサンダル選びに外せません。

詳しくはこちらから↓
今年はサンダルも”チャンキー”で。『Suicoke』の歴史的なサンダルが気になります

2.スポサン界のニューウェーブ、〈HOKA ONEONE〉

アウトソールが分厚く、湾曲したユニークなシューズを手がける〈HOKA ONEONE〉。自然と足が前に出るような病みつきになる履き心地は今やスポーツ業界・ファッション業界問わず人気を集めるほどです。

そんな〈HOKA ONEONE〉が手がけるスポーツサンダルが、「ORA ORA RECAVERY SLIDE」。ゴツゴツとしたフォルムや、先述のソールの形状は見た目にもインパクトがあり、近年のトレンドである「ダッドシューズ」にも通じる存在感。写真のようにシンプルなチノパンに合わせるだけでも、目を引くアクセントになってくれます。

3.とにかく疲れにくい〈oofos〉

ランニングのあと、レースの疲労を持ち越さないために着用する「リカバリーサンダル」。その専門ブランドがアメリカはマサチューセッツ州発の〈oofos〉です。

代表作である「OORIGINAL」は、一見ビーサンのような佇まいながら、ボディにはオリジナルの素材「OOfoam」を使用し、高い衝撃吸収性とフィット感を完備。ゆりかごのように湾曲したアウトソールも、足にかかる負担の分散に一役買っています。シンプルなモノトーンの配色も使い勝手が良く、そのユニークなルックスも相まって、ファッション的な魅力は十二分。税込で6,264円というお手頃な価格も嬉しいポイント。

4.無骨さが“今”っぽい〈SALOMON〉

1947年にスタートした〈Salomon〉は、アウトドア愛好家に向けた実践的なシューズを数多く手がけるブランド。熟練した職人が手がけるシューズは無骨で、余計な装飾は一切ありません。そのいい意味での“いなたさ”がファッショニスタの間で近年人気に。ホカオネオネに次ぐアップカミングなブランドとして注目されています。

そのサンダル「 RX BREAK 」は、クッション性に優れたミッドソールや摩擦を防ぐ網状のアッパーなどブランドらしい機能性を備えた一足。ビーサンライクなルックスに、レースシューズのような履き心地と、まさにいいとこ取りな仕上がりです。「ありきたりは嫌だけど、マイナーすぎるのもちょっと…」という方におすすめ

詳しくはこちらから↓
ネクストトレンドはこれ。『Salomon』のリカバリーサンダルに注目です

5.色気ある大人のスポサン、〈TRIOP〉

〈TRIOP〉はクライミングが盛んなチェコでスタートしたブランド。自国の自社工場で、徹底した管理体制のもと、圧倒的なクオリティのクライミングシューズを手がけています。知名度は低いながらも、質実剛健なそのデザインと履き心地は必見。

「UNI」は、そんなTRIOPがスポーツ後に着用する「コンフォートサンダル」として手がけた一足。ヒトの骨格や筋肉に合わせて配されたストラップや、適度な弾力を備えたミッドソール、摩耗に強いラバー性のアウトソールなど、随所に履いていく中で気づくようなブランドの配慮が。ブラックとブラウン、グレーの配色も絶妙で、他のシューズにはない色気を醸します。人と被りたくない方、ちょっと気の利いた一足が欲しい方はぜひお試しあれ。

 


あなたの近くで良いものを見つけよう!

快適でデザイン性も高いスポーツサンダルは手に入れておいて損のないアイテム。涼しい時は靴下と合わせて、暑い日は素足にハーフパンツで、春・夏・秋と3シーズン活躍してくれるので、ぜひお気に入りの一足を探し出してみてくださいね。

近くのお店でスポーツサンダルを取り扱っているところを知りたいという方は、FACYのアプリを使うのがおすすめ。FACYで店頭受け取りを選んで購入すると1,000円OFFで購入できる(1カートにつき5,000円以上が対象)ので、ぜひダウンロードしてみてくださいね!

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