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実に「ストリート的」なアディダス。スケーター以外にも履いてほしいADI-EASE PREMIEREの魅力を綴ります
わかる人にはわかる一足
スニーカーって、“隠語”でもあるなと。その着用者がどんなカルチャーと繋がっているかをしばしば雄弁に物語りますから。
例えば、『adidas』のスーパースターやキャンパスといった、多くの人に愛される定番モデル。その裏には、ランDMCやビースティボーイズといったアーティストが履いてきたという、「ヒップホップ好きな人にだけ通じる意味」があったりするものです。
定番なんだけど“わかる人にはわかる別の魅力がある”。 たまにはそんな視点でスニーカーを選ぶのもおもしろい。今回は筆者も大好きな同ブランドのスケートボードラインから、一足チョイスしてみました
ちなみにこの記事はランDMCのアディダス賛歌“My adidas”を聴きながら執筆中。今聴いてもかっこよすぎ。
まず、そもそも『adidas』とは何がかっこいいのか。そう問われれば、やはりスリーストライプ、いわゆる三本線と答えざるを得ません。その三本のストライプが最も映えるカラーの組み合わせを重視するなら、白地に黒もしくは黒地に白のどちらかに落ち着くのは必然。
比較的最近のモデルでありながら、昔から履かれてきたような親しみやすさがある。そんな佇まいが特徴的なのが「ADI EASE PREMIERE」です。同ブランドの中では、スケートボードカテゴリーに属する一足。ブラック×ホワイトの組み合わせはストライプが際立つだけでなく、合わせるパンツも選ばない万能カラーです。
わかる人にはわかる、“ストリート的”なガムソールが◎
スケートボード用のシューズ、いわゆる“スケシュー”に搭載されることも多いガムソール。ゆえに、スケートボードのカルチャーを愛する人にとっては、ついつい反応してしまうディテールだったりします。
「スケートはやらないんだよな」なんて方もご心配なく。ストリート的でありながらも、渋いカラーゆえ落ち着き感も演出できるのが、ガムソールのユニークなところ。一足も持ってないなんて方はぜひ一度お試しを。
細かいディテールも気が利いている
スケートボードをしない方でも、スケシューならではの機能性を享受するのは大いにアリ。磨耗しやすい前面だけスエードに切り替えられているのがグッド。後方のキャンバス地とのコントラスト効果だけでなく、耐久性アップも期待できます。
細かいポイントですが、同色でクロスに入る補強ステッチもかっこいい。興味のない人であれば、スルー必至のディテールですが、通常のADI-EASEにはない仕様です。さりげなく差をつけるなら、ぜひ「ADI-EASE PREMIERE」をどうぞ。
使いやすいシンプルなデザインながら実にストリート的な一足なのかと。筆者的には、かなり完成度の高いモデルだと思うのですが、意外と街中で見かけないので、ピンときた方はぜひこの機会にどうぞ。
またFACYでは、アイテムを提案してくれたショップスタッフに質問したり、通販、店頭受け取りを選択して購入することが可能です。お店の人とコミュニケーションを取りながら買い物を楽しんでくださいね!