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【今週のどっち?】いま欲しいデニムは、濃いめ? 色落ち?

「品があってかつ、少し遊び心のあるような(矛盾してますが)、そんなデニムありますか? (yamamongoさん / 20歳 / 男性)」

夏の終わりが見えてきた今日この頃。森山直太朗が頭の中で流れ始めたら、そろそろデニムのジーンズが恋しい時期です。ただ、メンズの定番であるジーンズですが、そこに求めるものは人によってさまざま。

今回注目したのは、アプローチがまるで違う2本。それぞれ、キャラ立ちした2本ながら、共通しているのはすばり“遊び心”。「今週のどっち?」と題したコーナーの初回はデニム対決。さて、あなたならどちらを選ぶ?

1.「WESTOVERALLSの817F」〜独特のバランスの上に成り立つ品のよさ〜

WESTOVERALLS – ウエストオーバーオールズ 817F ¥20,520(税込)

2017年にスタートしたばかりの新鋭ブランドながら、デニム好きのみならず、多くの洒落者のハートをキャッチしているのは〈WESTOVERALLS〉。ヴィンテージに造詣が深いデザイナーが務める同ブランドですが、そこにこだわり過ぎない自由な発想こそが同ブランドの魅力です。

品よく履きこなすなら、ユーズド感のある色落ちしたものではなく、濃色のデニムを選びたいところ。加えて、センタークリースが入るので、デニムでありながら、スラックス感覚で穿けるのがおもしろい。ほんの気持ちフレアした裾の形も新鮮。お尻が大きい日本人の体型を、きれいに見せるためのこだわり抜いたシルエットです。

“完成されたデザイン”と評されることも多いジーンズですが、大胆なディテールのアレンジも気が利いているのが同ブランド。通常のウエストのベルト部分の切り替えを排して、内側にはオリジナルのロゴ入りのゴムバンドを配備しました。

腰回りの履き心地のストレスが軽減されているのはうれしいポイント。絶妙な足し引きのセンスが際立つ、ジーンズとスラックスの間のような上品な一本。「普通のデニムは自分にはカジュアル過ぎる」というイメージを持っている方はぜひ試してみるべき一本。

2.「Sunny Side Upの2 for 1 Denim」〜あえて違いを楽しむリメイクデニム〜

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Sunny Side Up – Remake 2 for 1 Denim 5P pants / Blue ¥17,064(税込)

ジーンズといえば、やはりリーバイスの501。特に、古着ならではの雰囲気ある色落ちは大いに魅力的。とはいえ、シルエットが野暮ったかったり、そもそも日本人の体型に合いづらかったりと、越えるべきハードルは意外と高い。

リメイクというアプローチによって、古着の501の魅力を損なわず、むしろ昇華させた一本を作るのは〈Sunny Side Up〉。異なる個体の501を半分ずつ使って再構築した、ぜいたくな一本です。当然、左右の色は個体によって異なります。これを遊び心と言わずして何と言おう。

「501ってこんなにシルエットよかったっけ?」と疑問に感じた方は、かなりのデニムラバー。実は、異なる2本を繋ぎ合わせるだけでなく、同ブランドはシルエットも細かく修正しています。

本来の501よりワタリを多くとり、裾に向かってテーパーさせたシルエットはオリジナルより現代的。九分丈に仕上げているので、スッキリと穿けるのもポイントです。「古着の501のサイズ感は自分に合わない」なんて思っていた方はぜひ一度お試しを。

FACYでは、アイテムを提案してくれたショップスタッフに質問したり、通販、店頭受け取りを選択して購入することが可能です。お店の人とコミュニケーションを取りながら買い物を楽しんでくださいね!

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