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物欲を刺激する、セレクトショップのECサイト5選
リアルのショップがものすごく良くて、帰ってECサイトも覗いてみると「うーん…」なんてことはよくある話。いくつものサービスが出てきて、ECサイトを構築するのはすごく簡単にはなりましたが、まだまだリアルショップとECサイトの良さが比例していないところの方が多かったりするのが正直なところです。
しかし(だからこそ?)、センスの良いECサイトを見つけると、物欲を刺激され、無条件で欲しいものを探してしまうなんてこともあったりします。そこで今回はSTYLERの参加ショップから特にECサイトに力を入れているショップを5店舗紹介。モール型にはない、個店独自の良さが詰め込まれたECサイトばかりなので、ぜひ今後のお買い物の参考にしてみてください!
・アQ(AQUE)
まず最初に紹介するのは、独自の感性でアイテムを収集し、多様なライフスタイルを提案する吉祥寺の人気セレクトショップ「アQ」。昨年リニューアルしたばっかりのHP & ECサイトはすっきりしたデザイン(でもタンパクではない!)で、シンプルで見やすいというのが一番のポイントです。
また、個店のHPとECサイトは別物と考えられて作られているものも多いですが、こちらはHPのトップからピックアップしたアイテムやブランドも見ることができ、しっかり導線があるのも◎。
・FREEDOM FROM COMMONSENSE.
続いては、BED J.W.FORD、URU、niuhansなどを取り扱う大阪南船場のセレクトショップ「FREEDOM FROM COMMONSENSE.」。こちらは、高感度のアイテムセレクトと高価格であっても思わずポチっと言ってしまいそうなビジュアルの良さがポイントです。
商品ページには、ほぼ着用された画像が使われているというのも特徴かなと。この価格帯になるとアイテムベースで欲しいから画像は着用ではなく、物撮りで。というユーザーも多いかと思いますが、FFC.はブランドにあった着こなしで洒落てるけど行き過ぎてない着用画像なので、違和感なく買い物を楽しむことができます。また、そう見せつつも、しっかりとショップの色が出しているのもさすがです。
・OVIE STUDIO
お次は、〈着る人によって変わる服〉をコンセプトに、誰でも着られるようユニセックスやオーバーサイズのアイテムをメインに揃える名古屋のセレクトショップ「OVIE STUDIO」。こちらもFFC.と同じく、写真でビジュアルを作り込んでいるのが特徴なECサイトです。
ユニセックスをメインにしているということもあって、多いものでは1つのアイテムにつき10点以上の写真や、一人ではなく複数のモデルが使われていたりと力の入れ具合は目を見張るものがあります。スタイリングや写真の構成にしても、ブランドだけでなく、ショップの雰囲気が伝わってくる独自のものがあり、ビジュアルブックとしてもかなりの見応え。実店舗のファンだけでなく、ECだけでもファンを増やすようなビジュアルは一見の価値ありです。
・EIGHT HUNDRED SHIPS & CO
次は、洋服から日用雑貨、ガジェットまで面白いと思ったものは何でも取り扱う大阪のセレクトショップ「EIGHT HUNDRED SHIPS & CO」。何でも揃うセレクトショップだけあって、良質でベーシックな服にコスパに優れた収納道具、家具、ヴィンテージなどライフスタイル全般をトータルで見られて買い物できるのが面白いところ。
商品ページもシンプルで縦型の作りなので、いちいち画像をクリックすることなく、一気に商品の全てを見られるのも◎。アイテムボリュームもすごいので、何か欲しいものがあるときはまず最初に開きたいサイトです。
・WUNDER
最後は〈クリーン/ラフ〉〈ドレス/カジュアル〉〈ファッション/リアルクロージング〉をコンセプトに、独自のフィルターを通して、国やジャンルを問わず良質なモノをセレクトしている大阪の「WUNDER」。シンプルでモノを探しやすいデザインのおかげで、非常にセンスの良いセレクトが光るサイトです。
写真は物撮りをメインに、アイテムの良さを引き出すようにシンプルに撮られたものがほとんど。整理されていて非常に見やすいので、ショップに行った感覚でアイテムベースにモノを探すことができます。最近は着用画像がメインになっているところが多いですが、このセレクトならこのやり方が一番と思う人も多いのでは。とにかく物欲を刺激されるので、一度見てみることをオススメします。
今回紹介した5店舗のECサイトはいかがでしたか?大手のモール型ECにはない、良さがあるサイトばかりなので、ぜひお時間あるときに覗いてみてくださいね!また、STYLERでは欲しい服を探していると、今回紹介したショップからレコメンドを受けることができます。自分の欲しい服が検索では見つからない…なんて人はぜひそちらも使ってみてください!!
Text.Yuya Iwasaki