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「ショップスタッフがセール時期に買ったアイテムは?」〜この時期にリジッドデニムを買った理由〜
「スタッフさんがこのSALE時期に買ったアイテム、おしえてください!いま何を買っていいか分かりません〜。」
秋冬の入荷がちらほら始まり、春夏のセールもいよいよ終盤。2つの季節の洋服たちに挟まれるような時期にあって、行き場のないちゅーぶらりんな物欲に見舞われている方もいらっしゃるはず。
そんな時は洋服のプロの方に「何を買うべきなのか?」と聞いちゃえばいいんです。普段は抽象的なニーズに留まっていますが今回は超抽象的。ニーズというより相談をそのまま投げかけて洋服のプロからアイテムの提案を受けるのも大いにアリですね。服を見てきた数も購入して着てきた数もまさにプロ級なので説得力抜群です。
・洗濯回数が減らせる秋冬に向けてオールシーズン使えるリジッドデニムを。
今回のご相談は「スタッフさんがこのSALE時期に買ったアイテム、おしえてください!いま何を買っていいか分かりません〜。」というもの。…たしかに。では、ちゅーぶらりんな物欲はどこへ向かえば良いのでしょうか?そこで三軒茶屋の名店SEPTISの小山さんの提案をご紹介します。
「三軒茶屋のSEPTIS(セプティズ)のコヤマと申します。当店のスタッフ間では、この時期にリジッドのデニムを買うことが意外と多いです。セールも終盤ということで、ピンとくるものがあまりなかったり、ある程度、夏の装いがそろっていらっしゃるようでしたら、こういう時期にこそ、オールシーズンあって困らないアイテムを見てみるのも良いかと思います。」
ポイント1:暑いのに、デニムを買う。その「意外」性がリジッドデニムを買うことのポイントになりそうです
「今回僕が買ったのは、こちらのLEVI’Sのヴィンテージライン(LVC、ライター注:復刻ライン)の60’S 606です。リジッドのデニムを育てていくには極力無駄な洗濯回数を減らしたいところですので、秋から冬にかけてガンガン穿きこんでいけるよう、この時期に購入しました(今の時期も無理して穿きますが…)。
また、このモデルはAWシーズンより生産国がアメリカではなくなってしまうので、もし気になるようでしたら、今が買いのアイテムでもあります。細身のブルージーンズは、常にワードローブに入れておきたいマストアイテムかと思います。」
ポイント2:デニムの中でも加工物でなくリジッドにする意味は、秋冬での洗濯回数
まさにおっしゃる通りです。デニムの経年変化を楽しむ上で洗濯はかなり重要な要素。汗によるやむを得ない洗濯など「極力無駄」な洗濯は無くしたいところです。さらに、アメリカ製ではなくなってしまうという情報はプロの情報網があるからこそ。
自分では知り得ない買い物における意外性をショップスタッフの方とぜひ楽しんでみてください。
小山さんにメッセージを送りたい方はこちらから。
Text.スタイラー編集部