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ショップスタッフが認めた、デザインや素材に特徴があるコート5着。
アウターがスタイリングの主役のこの季節。中でもコートとなれば、目に入ってくる分量が相対的に多い分、個性を出そうとせずとも勝手に出てしまうもの。ともすれば、他の季節に比べて人と被りたくないという思いはより一層強くなり、世の中に溢れた選択肢に疲れる人もいるのでは?
ということで今回は、そんな避けられない状況でも選択を強いられるコートにおいて、素材やデザインに特徴のあるアイテムをご紹介。多くの洋服を見てきたショップスタッフが提案する「特徴のあるコート」なので心配無用。これから多くの着る機会に恵まれるコート選びの参考に、どうぞご覧ください。
・シルエットバランスが美しく新しいコート
so far – melton engineered coat ¥51,840(tax inc.)
代官山 ROOT の岡村さんが提案するのは、『so far(ソーファー)』のmelton engineered coat。ノーカラーを採用し、レイヤードにも最適なデザインのコート。比翼仕立てのスッキリとしたデザインのフロントとノーカラーとのバランスが、中性的ながらも男くさい、そんな他にはない独特の仕上がりに仕上がったコートです。
素材には、男臭さを醸成するタフな高密度ハードメルトンを採用。シルエットはボリュームを出したい今期に嬉しいボックスシルエット。さらにドロップショルダーにより、唯一無二のシルエットバランスを結実させた一着です。
・雰囲気抜群の生地で個性を半永久的に纏えるコート
FLISTFIA – Oiled Short Coat ¥27,000(tax inc.)
吉祥寺 ROL の葛西さんが提案するのは、『FLISTFIA(フリストフィア)』のOiled Short Coat。素材感にこだわりカットソーに特化したブランドが打ち出すコート。
ガチガチに限界まで度詰めにしたコットン素材の天竺生地の上からオイル加工とパラフィン加工を施した経年変化を楽しめる雰囲気抜群の生地を採用。それだけで十分個性が発揮されますが、数十回に渡って洗濯をしても半永久的に加工が持続する凄みの持ち主。タフな生地で個性を纏い続けてください。
・シンプルなデザイン、珍しいデザイン、機能性に長けたデザイン
White line – Water Repellent Wool Cashmere Melton Coat ¥63,720(tax inc.)
高円寺のセレクトショップ Lampaの遠山さんが提案するのは、『White line(ホワイトライン)』のウールカシミヤメルトンコート。ブランドオリジナルの生地を使うことでこれまたいい塩梅の雰囲気を醸し出していますが、特筆すべきはその機能性。
ブランド渾身のオリジナルの生地に撥水加工を施した二重織ウールカシミヤメルトンダブルフェイスを使用し、雨雪の水分が滲んで色味がダサくなるなんてこともなし。デザインはハンティングっぽいポケットのデザインに、メルトンコートでは珍しい着脱できるフード付き。また、ラグランスリーブを採用する事で、肩がはらない綺麗なシルエットも実現しています。
・着想元が珍しい、ガバッと羽織りたいコート
HANSEN – Hooded Windbreaker ¥74,520(tax inc.)
学芸大学 LINKS の酒井さんが提案するのは、『HANSEN(ハンセン)』のHooded Windbreaker。スイス軍のアノラックパーカーから着想を得た、大きめのフードとゆったりとしたシルエットが特徴のコート。
生地には、イタリア製の上質なコットンを採用。丈夫でハリがあり、上品な光沢と肌触りが魅力的です。更に生地を起毛して桃の表面のような手触りにするピーチ起毛加工を施し、秋冬のムードを盛り上げます。さらにボタンには高級感溢れるホーンボタンを採用。もともとの着想元が珍しいコートは人と被ることなくガバッと羽織ってください。
・袖通りもバッチリな高級感あるコート
STILL BY HAND – スーパー100s チェスターフィールドコート ¥51,840(tax inc.)
大阪 Eight Hundred Ships のS.Hirokiさんが提案するのは、『STILL BY HAND(スティルバイハンド)』のスーパー100s チェスターフィールドコート。シンプルなプロダクトながら語りどころが多いアイテムを作り続けているのが魅力のブランドのコートです。
高級ウールをビーバー加工した、表面の風合いと肌触りの良さを最大限引き出した生地を採用。全体に裏地が貼られているので、袖通りもよく保温性もバッチリ。見た目のみならず着ることの体験までこだわった仕様です。シンプルイズベストという言葉も、これを着てからなら納得です。
いかがでしたか?気になるアイテムがあった方はぜひ担当スタッフの方に質問してみたり、試着の予約をするなど気軽にコミュニケーションをとってみてくださいね。
Text.スタイラー編集部