良い意味でも悪い意味でも人にイメージを想起させてくれるブランドロゴ。「この番組は、ご覧のスポンサーでお送りいたします。」というナレーションと共にそれが前面に表示される時には、裏に映る飲食物のブランドロゴにモザイクが掛けられるほど神聖なものとして扱われます。決して侵すことはできない領域…。

例に漏れずアパレルブランドもその一つ。とりわけコラボや別注アイテムが多く、2つ、あるいは3つのブランドロゴがアイテムに示されている、なんてことが毎シーズン起こっていまが、先の例に倣えば、同アイテムに並ぶ複数のブランドロゴは前面に表示されるブランドロゴ。もし、モザイク側から前面に出てきて同列に扱われることがあったら…？

「予算一万円でメンズサンダルを探しています。夏にぴったりのオススメはありますか？」というポストに提案された『SUICOKE（スイコック）』のスポサンは、靴底メーカーとして抜群の信頼を得ているVibram社と同列に扱われた稀有な事例。アパレルの歴史においても、“スニーカー界のロールスロイス”と言わしめたあの名モデル以来だとか。

「こちらはフッドベッドにVibram社の培ってきたフットウェアー用のゴム配合技術を最大限に生かした、Vibram社でも世界初となるSuicokeオリジナルフットベッドを開発。一般的なフッドベッドよりも劣化しづらく弾力性のある柔軟な踏み心地に仕上がっています。

アウトソールにはVibram社の独自開発の軽量ソールであるMorFlexを使用。SuicokeオリジナルフッドベッドとMorflexアウトソールの組み合わせにより極上の履き心地を実現しています。

Vibram社の製品を使用しているブランドは多数ありますが、ブランドオリジナルを使用しているのは希少。Vibram社のロゴと他社のロゴがソールにて同じ面に並ぶのは、Vibram社の長い歴史の中でもNew Balance 1300の一番最初のモデルのみで、それ以降現在でもブランド名が並んでいる事はありません。」by Lampa

今年大大大流行のスポーツサンダルにおいても希少な存在の一足。フッドベッドのブランドロゴは、今後良いイメージを彷彿させてくれる装置になりそうです。

Text.スタイラー編集部