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メレルを愛でる 〜4月号のポパイを添えて〜 #ととのいま品
週に1回、#ととのいま品 を紹介していると、時たまガス切れ(=ネタ切れ)が起こります。特に新しい服を買わない季節の狭間は顕著で、なにかネタはないかと古畑任三郎スタイルで家の中を歩き回るのが恒例。今週も漏れなくそうしていると、いよいよネタがないことに気づき、半ば諦め気味に近くのコンビニへ向かうのでした……。
〜おわり〜
といくわけもなく、ホットコーヒーのラージサイズと、本日(3/9)発売された雑誌『POPEYE(ポパイ)』の4月号を購入し、自宅で小休憩を取りながらまずは流し読み。「ふむふむ、今月のテーマは『それ、どこの服?』か。いいな〜、そう言われたい」なんて言いながらページをめくっていると、目の前に見慣れたサンダルが。「あ、そういえばこれがあったな!」。
はい。というわけで、今週の#ととのいま品 はコレです。

〈メレル〉のハイドロモック。実は、昨年の9月にもちょろっと登場していましたが、このコーナーではお初。というのも、あまりにも生活に馴染んでいたので、完全に盲点でした。
「え、これが生活に馴染むの?」
そう、そうなのです。見た目こそユニークであるものの、一体成型のEVA素材によるフィット感、クッション性は下手なスニーカーよりも履き心地が良い。それはもう、「これサンダルなの?」と疑うくらい。快適そのものです。
というか、このデザインも気に入っています。当初は嫁に「虫みたい」と揶揄されていましたが、近所のコンビニにあなた(嫁)がしれっと履いていっているのを見逃さない。理由は定かではありませんが、もしやちょっとお気に入り? 筆者は渋谷の街にだって連れて行けますが。

そんな感じですから、このメレルのサンダルに、気づけばデレデレです。おまけにポパイの紙面を見たら、もう一足欲しくなってきました。次はスタイリングで使われていた「KOMBU」というカラーを買おうかな〜なんて思ったり。
というわけで、今週の#ととのいま品 も無事世に送り出すことができました。ありがとう、メレル。ありがとう、ポパイ。最後は、同誌でメレルの紹介の前段にあった、いまの気持ちをズバッと汲んでくれる一文を添えて終わりにします。

「夏でもないのにサンダルばかり履いている。予定がない日は、世の中の情勢関係なしにできる限り引きこもりたくて、でも宅配サービスは高いので、しぶしぶ近所にテイクアウトを買いに出る。そんなときはスニーカーの靴紐を結ぶのもおっくうで、自然と足がサンダルを選んでいる(出典:POPEYE 4月号『それ、どこの服?』マガジンハウス,2021年,p63)」

FACY編集部・溝口
近所にテニスコートがあることを知り、今年こそは(高校生ぶりに)テニスを再開する!と意気込んでおります。まずはラケットをと思い調べたら、「たけぇ……」。ちょっと雲行きが怪しくなってきました。