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初買いのニット帽は〈イノウエブラザーズ〉のリブハットでした。 #ととのいま品

手頃な値段ゆえ、個人的につい買いがちなのがアクリル素材のニットキャップ。特に色物は着こなしのアクセントにしやすいので、いい色味のものを見かけると即レジに直行してしまう癖があります。

そんなニットキャップ好きにとって、意外とピンとくる一品が見つからないのがベーシックなグレー。数ある色の中でも素材感が強調されやすい気がして、長い間買い足せずにいたカラーでした。

ジャーナルスタンダードで購入した〈イノウエブラザーズ〉の“リブハット”。

今回、初買いという名目を言い訳にして手に入れたのは、高品質なアルパカを使ったニットウェアで知られる〈イノウエブラザーズ〉。ペルーやボリビアの農家から直接原毛を調達するだけでなく、現地で最終的なニッティングの工程まで手がけることにこだわるブランドです。

手持ちのニットキャップのほとんどは比較的安価なアクリル素材のものばかりだったので、はじめて被った瞬間の肌当たりの違いにまずびっくり。頭頂部の形に沿った6枚接ぎのパターンはフィット感もよく、“いいもの買った感”を存分に味わえる一品です。

使用しているのは、安定した原料の確保が難しい“ロイヤルアルパカ”。柔らかいだけでなく、カシミヤに比べて毛玉も立ちにくい。

実は去年買った同ブランドのマフラーも同色のグレー。いずれも分かりやすいトレンド感を演出するようなアイテムではありませんが、逆に長く活躍してくれそうです。首から上の寒さを吹き飛ばしてくれる冬小物のクリーンナップがようやく揃いました。

ちなみにデザイナー両名(ブランド名どおり、ご兄弟)の書籍も先日読了。彼らを表現する形容詞は数多ありますが、個人的には「売り手良し・買い手良し・世間良し」という商いの基本をすごく愚直に追求している兄弟に見えました。ニットキャップ買い足しの用がある方だけでなく、新年何か気持ちのいい買い物をしたいという方にもおすすめの一品です。

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