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センスは細部に宿る?首元で変化をつけられるニット・カットソーをまとめてみました。
スカジャン、MA-1などのブルゾンやチェスターコート…昨今のトレンドアウターに共通するポイントは、ズバリ首元。襟がないので顔周りがすっきり見え、生地のボリュームも下に落ちているのでバランスが取りやすいというのが特徴です。でも秋冬で着るとなると、ネックはネック(首元)部分。いかんせん寒いし、せっかく首元がポイントなのにマフラーで隠してしまってはもったいない。
そこで今回は、そんなトレンドアウターと相性抜群、首元で勝負出来るモックネックやタートルネックのアイテムをまとめてみました。首のつまりに苦手意識がある人もいるかと思いますが、着てみればハマってくれるようなミニマルな作りのものが多いので、ぜひご覧ください。
こだわりの生地から生まれる、珠玉の肌触りのモックネック
ÉDIFICE – YAK WOOL モックネック P/O ¥30,240 (tax inc.)
ÉDIFICE TOKYOの大橋さんが提案するのは、『ÉDIFICE(エディフィス)』のヤクウールモックネックセーター。ヤクとは、モンゴルの高原の一部と、 チベットの標高4000~6000メートルに生息する牛の一種で、滑らかな肌触りと防寒性に優れており、カシミヤと並ぶほどの高級天然素材。それだけにウールとしての機能性は折り紙付きで、ごわつきなど一切感じられない滑らかで軽い肌触りに。ウールで首が高いものはチクチクするからと敬遠していた人こそ、ぜひ着てほしい一着です。
ウールの長所を伸ばし、弱点を感じさせずに着れるタートルネック
Elephant Blanc – ウール天竺 Turtleneck ¥16,146(tax inc.)
学芸大のセレクトショップ LINKSの酒井さんが提案するのは、『Elephant Blanc(エレファンブラン)』のウール天竺タートルネック。上質なウールを天竺編みに編み立てることで、ウール独特の落ち感や起毛感は残しつつも、首回りの嫌な肌触りは排除した仕上がりに。ラグランスリーブや同布で切り替えた袖と裾のリブ、サイドに施された4本針のステッチなど、ヴィンテージのスウェットに見られるディテールを取り入れたデザインで、スタイリングに馴染みつつも存在感を発揮してくれます。
高級感と着回しやすさを併せ持ったモックネックシャツ
TALKING ABOUT THE ABSTRACTION – Mockneck Shirt ¥12,960 (tax inc.)
TALKING ABOUT THE ABSTRACTIONの林さんが提案するのは、『TALKING ABOUT THE ABSTRACTION(トーキングアバウトジアブストラクション)』のモックネックシャツ。特徴は何と言っても名前の通りシャツ生地を使ってること。それでいてビッグシルエット、ドロップショルダーを採用しているので、一枚でトレンド感も出してくれます。シンプルな表情なので飽きもこないし、どんなアイテムとも馴染んでくれる万能アイテムです。
フランス発、モックネックにもタートルネックにもなるニットソー
BANDOL – INTERLOCK TURTLE NECK ¥9,504 (tax inc.)
三軒茶屋の名店 SEPTISの小山さんが提案するのは、『BANDOL(バンドール)』のタートルネック。どこかソリッドでスマートな雰囲気のデザインがスタイルを選ばず使える一着です。ネックは、折り返すとモックネック程度の高さになり、そのまま折らずに着れば長めのタートルネックとしても着れるので、合わせられるアイテムによって雰囲気を変えられるのも◎。Made in Franceでこの価格というのもポイント高し。
ミニマルかつリラックス感あふれるミドルネックカットソー
AUGUSTE PRESENTATION – SMOG CUTSEWN ¥19,440 (tax inc.)
大阪のセレクトショップ FREEDOM FROM COMMONSENSE.の青山さんが提案するのは、『AUGUSTE PRESENTATION(オーギュストプレゼンテーション)』のスモッグカットソー。30番手の単糸を4本束ねて編んだ天竺生地を使うことで、密度が高く丈夫で光沢のある美しい表情を持つ仕上がりに。少しゆとりを持たせたシルエット設定、モックネックながらゆとりのある首元でリラックス感を出しつつも、裾と袖はカットオフ仕様なのでミニマルな雰囲気も持ち合わせています。
価格も含めてスタイリングに取り入れやすいモックネックスウェット
quotidien – タートルネックカットソー ¥8,424 (tax inc.)
神戸のセレクトショップ wienの高田さんが提案するのは、『quotidien(コティディアン)』のタートルネックカットソー。フランス語で“日常の”という意味を持つquotidienはフランス、シャンパーニュ地方で1973年に創業した老舗ブランド。シンプルなアイテムですが、やや長めの袖丈や、程よくタイトなシルエット等現代的な解釈を加えられた、新しいスタンダードとなってくれます。首のつまったアイテムが苦手な人でも挑戦しやすい価格帯も嬉しいポイントです。
スタイリッシュに見える、ボーダーのタートルネック
O.N.S – L/S STRIP TURTLE NECK TOP ¥16,589 (tax inc.)
原宿のショップ O.N.Sの山崎さんが提案するのは、『O.N.S(オーエヌエス)』のストライプタートルネック。ラグランスリーブとボーダーという、実は肩のラインで柄に違和感が生まれてしまいがちなアイテムをここまでうまく落とし込むのはさすがの一言。細めのボーダーなのでスタイリッシュに見え、素材はコットンポリエステルなので保温性も抜群です。
いかがでしたか?気になるアイテムがあった方はぜひ担当スタッフの方に質問してみたり、試着の予約をするなど気軽にコミュニケーションをとってみてくださいね。
Text.スタイラー編集部