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機械式腕時計ブランドを価格帯別にまとめてみた② 20〜50万円編
前回の記事では、腕時計初心者の方向けに20万円以内のおすすめ時計ブランドをご紹介しましたが、今回はもう一歩踏みこんででおすすめの時計ブランドをまとめてみました!
TAG HEUERなどは避けて、あえて準メジャーどころを中心に4つのブランドを取り上げているので、是非参考にして下さいね!
・LONGINES(ロンジン)
LONGINES / Master Collection Chronograph Moonphase ¥317,000(tax.in)
1832年創業の言わずと知れた老舗時計メーカー「LONGINES(ロンジン)」。アンティーク時計の世界でも飛び抜けた評価を受けているブランドです。おそらくご年配の方なら知らない人はいないのではないでしょうか?
クォーツショックで経営状態が悪化し、内部の機械は自社で作らなくなってしまいましたが、時計としての完成度は非常に高く、間違いなく価格以上のものがあります。
デザインはクラシックなものが多く、その中でも特にシンプルながら高級感のある「マスターコレクション」シリーズはおすすめです。
・WEMPE(ヴェンペ)
最近のドイツ時計の台頭の筆頭とも言える「WEMPE」。この会社は世界屈指の時計商でありながら、自社でも時計を製造しています。
クロノメーター(時計の厳しい精度検定)の祖ということもあり、品質へのこだわりは飛び抜けたものがあります。また、デザイン、品質共に非常にドイツらしい時計作りをしていることでも知られています。
生産本数が少なく知名度もまだまだ低いブランドですが、デザインや品質は折り紙付き。あまり人とは被りたくないという人には打ってつけの時計ではないでしょうか?おすすめは、代表モデルの「ツァイトマイスター」です。
・TUDOR(チュードル)
TUDOR / ペラゴス 25500TN ¥374,000(tax.in)
ROLEXの姉妹ブランド(廉価モデル)として発足した「TUDOR」。中の機械は外部の会社から購入した汎用品を使いコストを抑えながらも、外装パーツにはROLEXのものを使用した時計を作っているブランドです。
様々なデザイン・カラーがあり、そのバリエーションの豊富さが人気の要因の1つとなっています。
廉価モデルではあるものの、ブランドの歴史も長く、隠れたファンも多いので、ROLEXが欲しいけど高くて手が出せないという人にはおすすめです。(一本目の時計ではないとは思いますが、二本目、三本目の選択肢としては非常に魅力的かなと思います)
・GRAND SEIKO(グランド セイコー)
SEIKO / グランドセイコーメカニカル ¥345,600(tax.in)
日本が誇る、SEIKOの最高級ライン「GRAND SEIKO」。真面目なデザインに好き嫌いはあるとは思いますが、世界的にも「最高峰の実用時計」として高い評価を集めています。
実用時計でありながら、針や文字盤、ケースの細部に至るまで数百万クラスの時計ブランド顔負けの作り込みがなされ、細部にわたるあらゆるクオリティの高さにSEIKOの本気を感じることが出来る素晴らしい時計です。
一般には地味だと思われがちなブランドですが、時計を少しでも分かる人であればGRAND SEIKOの素晴らしさは誰もが認めるところ。ちなみに、高級時計のいやらしさがないのも社会人にとってはプラスなポイントです。購入したら、間違いなく一生モノになってくれます。
時計は20万円を超えた辺りから外装のクオリティが一段階高くなるので、是非一度お店に足を運んで実際に手にとってみてくださいね。それでは、また時計好き編集部員の時計シリーズをお楽しみに!
Text.STYLER編集部