FASHION
写真家・信岡麻美 HOLGA digitalで切り撮る日常
香港で生まれた「トイカメラの王様」、HOLGAがデジタルになって登場。写真家、モデルなど様々な肩書きでインフルエンサーとして活躍する新世代のitガール、信岡麻美がHOLGA digitalで日常を切り撮った。
HOLGA digitalとは
HOLGAは1982年に香港で生まれた人気のフィルムトイカメラ。2016年1月に待望のデジタル版が発売され、昔からのファンはもちろん、インスタ世代の若者からも人気を集めている。
アスペクト比は4:3の長方形、正方形を選ぶことができ、絞りは晴天か曇りで設定が可能。単三電池2本で動き、SDカードでデータを保存できるので撮影した画像の確認も楽々。フィルムカメラのようなザラザラとした質感、周辺光量の落ちたレトロ感が簡単に表現できる。
HOLGA digital ¥9,800 (+tax)
別売りの専用アタッチメントを装着すれば3面反射やカラーフィルターの加工も簡単。初心者にも使いやすいシンプルな設計も魅力の一つ。画素数は800万画素とトイカメラの中では高く、色味がしっかり出るのが特徴。ボディのカラーはピンク、ミックス、ホワイト、ブラック、限定のブラック&シルバーの5色。
スマホのアプリで加工するのもいいけど、自分の手で切り撮った景色には独自の味が染み込んでいるはず。
HOLGA digital × Asami Nobuoka
越境レディ
「鏡越しにライトを当てながら撮ったらぶれぶれでした(笑)これもまた味でしょうか」
GHG3
「好きな映画 Got help the girl のポスターをフィルターを使って撮影」
どこでもドアはレンズの向こう
「デザイン事務所れもんらいふには面白いものが沢山あります。これはドラえもんのシャンデリア(!)」
E.T.は知っている
「社員の如く鎮座するE.T.」
光へ
「なんとなくシャッターを押したらグネッと曲がってしまったヒカリエ…」
女の子はお花
「れもんらいふで働く友達を撮影。お洋服も珊瑚柄で可愛かったので写真映えすると思いドライフラワーと一緒に」
− HOLGA digitalを使用して
「どう撮れているか分からないフィルムのサプライズ感はそのままに、デジタルになったことによって枚数を気にせず沢山シャッターを切れるのが良かったです。トイカメラならではの露出オーバーで、思うように写っていなかったりするところも癖になりますね。小さくて持ち運びも便利なので、従来のトイカメラとは違う気軽さが持ち味だと思います。」
信岡 麻美
93年生まれ、18歳より日常のスナップを撮り始める。自身で撮影した写真を用いたグッズの販売、シブカル祭への出展でパルコミュージアムで写真の展示を行う等その活動は多岐に渡る。
Edit. Azu Satoh