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次に羽ばたく東京ブランドはどこだ!TOKYO新人デザイナーファッション大賞 2017年度の受賞者が決定

洋服が好きなら一度は憧れるファッションの世界。でも、決して華やかで煌びやかなだけではありません。半年ごとに新たな作品を作り、トレンドという見えない怪物と戦い、ファンの心を掴むクリエイションを続け、売上という目に見える結果を出し続ける。毎日可愛いお洋服に囲まれてハッピーなんて本気で言ってられるほど、甘い世界ではないのです。

厳しい世界でも信念を曲げずに戦い続け、東京のファッションシーンを賑わす鍵を握っているのがインディペンデントな若手デザイナーたち。そんな若手デザイナー/ブランドの登竜門でもあるコンテスト「Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」の2017年度審査会が6月15日、渋谷の文化ファッションインキュベーションにて行われました。受賞者10名とROBEが気になったアップカミングなレディースブランドをピックアップして紹介していきます。

17年度受賞者10名が発表

最終審査会には2017年4月1日〜5月19日の期間中に応募があった38ブランドのうち、応募基準を満たした18名のデザイナーが参加。最終選考に勝ち進んだブランドは、ファッションジャーナリストや百貨店バイヤー、大手アパレル代表取締役社長、中小企業診断士など、クリエイションからビジネス面までカバーした7名の審査員に作品や事業をプレゼンテーションしました。

16日に行われた受賞後プレゼンテーションの様子

会場となったホールには各ブランドがブースを出す形でラックを並べ、審査会の後そのまま結果発表へ。緊張の待ち時間を終え、今年度からビジネス支援を受けることができるファッションデザイナー10名が決定。審査で最高得点を獲得したメンズブランド「KIDILL」末安弘明さんは東京都知事賞を受賞しました。

入賞ブランド/デザイナー 10組

東京都知事賞:
KIDILL(キディル) / 末安 弘明
入賞:
KÄÄPIÖ(カピエ) / 大島 郁
MURRAL(ミューラル) / 村松 祐輔
amok(アモク) / 大嶋 祐輝
malamute(マラミュート) / 小髙 真理
PHABLICxKAZUI(ファブリックカズイ) / 瀧澤 日以
STAIR(ステア)  / 武笠綾子
YON(ワイオーエヌ) / 西岡 遥
-niitu-(ニーツ) / 新津 祥太
chloma(クロマ) / 鈴木 淳哉

TOKYO新人デザイナーファッション大賞とは

TOKYO新人デザイナーファッション大賞とは、1984年に株式会社オンワード樫山により創設された日本を代表するファッションアワード。応募数世界最大級を誇る、学生を対象にしたアマチュア部門に加え、すでにビジネスを展開しているデザイナーを対象にしたプロ部門が2011年にスタート。世界で活躍できるデザイナーを発掘し、長期にわたってビジネス支援を行うことを目的としています。

入賞できるのは創造力と独創性、事業の発展性を基準に選出された10名のみ。過去にはHELMAPH & RODITUSや、5-knot…..、TAAKK、motohirotanjiUjohLAMARCKdivkatiit tokyoなど、東京のファッションウィークや世界を舞台に活躍を始めたブランドなどが受賞しています。

17年度入賞 PHABLICxKAZUI

入賞者はCREATORS TOKYOのメンバーとして、最長3年間に渡りビジネス支援を受けることができます。支援内容は【合同展・個展・ショールームへの出展、ショー・インスタレーションの開催、百貨店・WEBでの販売機会の提供、輸出・物流相談】など、販売経路を拡大しビジネスを大きくしていく上で欠かせないものばかり。クリエイション以外の運営もデザイナーひとりで回すことが多い若手ブランドにとって、大きな手助けとなります。

他にも商品企画ディレクションといった企画面での支援、広報活動の支援、経営・法律相談など、支援は多岐に渡ります。ブランドによってどんな支援が必要かを見極め、それぞれに合った支援を受けられるのがTOKYO新人デザイナーファッション大賞最大の特徴。

6月16日(金)に行われた受賞後プレゼンテーションでは全受賞者の作品が展示されていました。今年度受賞者の中から、ROBE的にチェックしておきたいレディースブランドをピックアップしていきます。

コンテスト異色の新星STAIR

クリエイションは実力があるものの、まだ販売先はそこまで多くないブランドが多い中、異色の個性を放っていたのがレディースブランド STAIR(ステア)。デザイナーの武笠綾子さんはアパレルブランドで数年経験を積んだのち、2016年AWより独立しSTAIRを始動。現在デビュー2シーズン目にしてNOBLEやMIDWEST、Spick & Spanなど有名セレクトショップに卸先を広げる期待の新星です。


20代で携わっていたブランドから卒業し、年を重ねるにつれて自分自身が着たいと思うリアルなデザインをしたくなったという武笠さん。等身大の働く女性が手がけるリアリティがバイヤーの心を掴んでいるよう。展開アイテムは始まったばかりのブランドとは思えない豊富なバリエーション。仕事にも着ていけそうなシンプルなパンツからオケージョン対応もできるドレス、トレンドを含んだアイテムまで、着用シーンがすぐに思い浮かぶものばかり。

ブランド独自の生地も多く、ラックにかかっていたら思わず手に取ってしまうビジュアルのインパクト。手の込んだレースや刺繍など、細かな部分もオリジナルで手がけています。



一つ一つのデザインは強いけども、日常になじむバランス感覚はまさに女性が作る、女性のための服。フェティッシュな要素もありつつ、セクシーではなくあくまで凛とした雰囲気を醸し出しています。これからの動きに要注目!

認知拡大を狙うMURRAL

2011年SSシーズンよりコレクションを開始したMURRAL(ミューラル)Amazon Fashion Week TOKYOでもランウェイを行う実力派ブランド。ちょっぴり生意気で毒っ気のあるガーリーな世界観で、すでにファンを多数抱えています。


今回の支援によって自身の世界観をよりブランドらしい見せ方で多くの人に伝えられたら、と話すデザイナーの村松さん。毎回コレクションの色を深めるためにファッションショーの魅せ方もこだわり抜く、MURRALらしい言葉です。

靴やアクセサリーも手がけるなど展開アイテム数も多く、持ち前の服と自由に合わせてコーディネートを楽しむ20代女子の心をぐっと掴む理由はここにあり。今回の受賞をきっかけに、ファッションショーやメディア露出など、今後の見せ方がどう変化していくか見逃せません。

次なるステージへ向かうmalamute

ニットを中心に手がけるブランド malamute(マラミュート)の名前はどこかで目にしたことがある人もいるはず。強さと優しさを併せ持つ独特のフォルムで、シーズン問わずニットの楽しみ方を教えてくれるブランドです。


受賞者の中でもメディア露出が多く、ファッション業界人にもファンが多いmalamute。2014年AWコレクションより始動し知名度は着々と上がりつつあるものの、ブランドを次のステージへ進めるために応募を決意し見事入賞。2017年秋冬シーズンからは体制を整えてより多くの人にmalamuteの魅力を伝えられるようになるそうで、今から秋が楽しみで仕方ありません。

時にはミーハー、時には個性派。ファッションをジャンルレスに楽しむ越境レディにとって、アップカミングなブランドはぜひチェックしておきたいところ。今回TOKYO新人デザイナーファッション大賞を受賞したブランドはテイストも様々、どれも今後が楽しみなところばかり。情報収集のアンテナを最大限に貼って、次来るブランドをいち早く確保せよ!

text. Azu Satoh

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