FASHION
アプリで簡単デザイン変更。電子ペーパーでできた腕時計「FES Watch U」で自分だけの柄を身につける
さよなら腕のマンネリ感。毎日同じ腕時計でも、違うコーディネートを楽しめる!SONYのスタートアッププロジェクト”FASHION ENTERTAINMENTS”より、電子ペーパーを搭載した柄の変わるディスプレイウォッチ”FES Watch U”(フェスウォッチ ユー)が6月12日(月)より正式発売。東京クリエーターによるデザインや自作のデザインをアプリで簡単に入れ替えて楽しむことができます。
FES Watchとは
FASHION ENTERTAINMENTSが2015年7月にリリースした”FES Watch”(フェスウォッチ)は、電子ペーパーで覆われボタン一つで柄を変えることができる腕時計。正式リリース前からクラウドファンディングを重ね、2016年7月にはソニーイノベーションラウンジにて、コンセプト展示「eBoutique 2020」を開催。FES Watchの電子ペーパー技術を活用したISSEY MIYAKEとのコラボバッグをパリコレで発表するなど、ファッションとテクノロジーの融合の先端を走ってきました。
今回発売される新モデルFES Watch Uは、デザインや素材を刷新し、新たにアプリとの連動機能が追加。あらかじめインストールされている12種の柄に加え、専用のスマートフォンアプリ「FES Closet」と連携することでクリエイターのオリジナルデザインや、自作のデザインの追加も可能。サイドのボタンを押すだけ、柄がくるくると変化。毎日の気分や服装に合わせて、腕元まで自由にコーディネートを楽しむことができます。
東京のクリエーターとのコラボデザイン
6月12日に開催されたローンチイベントではFES Watch Uの発売を記念した期間限定キャンペーン”TOKYO MONOCHROME(トーキョー モノクローム)”が発表されました。東京をベースに活躍する様々な分野のクリエーター10名とコラボレーションし、アプリでデザインを無料配信。色彩に溢れた都市・日常を「モノクロ」で描写し、白と黒の表現でしか生み出せないデザインを各クリエーターが提案しています。
第一弾の発表では、アートディレクターの井上嗣也氏、ファッションブランド ANREALAGE デザイナーの森永邦彦氏、書道家の万美氏によるオリジナルデザインが専用アプリ「FES Closet」より無料ダウンロード可能。7月以降も毎月参加者が増え、2017年12月までに総勢10名の著名クリエイターが参画予定。
現在公開中のデザイン
左が時刻表示の画面、右が待機画面。変化のアニメーションにもそれぞれ工夫がなされています。
井上嗣也/アートディレクター
森永邦彦/ANREALAGEデザイナー
書道家 万美
7月以降公開予定のデザイン
時刻表示は文字盤にあるとは限りません。ベルトに表示されている個性的なデザインも。
長場雄/イラストレーター
エドツワキ/イラストレーター
堀川達郎/JULIUSデザイナー
DJ DARUMA/DJ、FULL BKデザイナー
専用アプリでオリジナルデザインに挑戦
FES Watch Uの特徴はクリエーターのデザインを楽しめるだけでなく、自分だけのオリジナルデザインをスマホで簡単に作れること。
専用アプリ「FES Closet」をダウンロードし、好きな絵柄や写真をアップロード。向きや大きさは自由に調節でき、文字盤もアナログ、デジタルなど好きな種類を選ぶことができます。
BluetoothでスマホとFES Watch Uをつなぎ、たった20秒で同期完了。好きな時に好きなデザインをあっという間に着せ替えることができて、腕元のおしゃれの幅もぐっと広がります。
展示即売会が開催中
気になる販売価格は女性でもつけやすいシルバー、ホワイトが46,000円、重厚なプレミアムブラックが60,000円(共に税別)。プレミアムブラックは風防(時計盤の保護ガラス)に反射防止加工を施したサファイアガラスを採用することで強度と透明度が増し、ファッション性と耐傷性の高さを両立しました。
6月12日(月)よりオンラインストアでの販売に加え、MoMA Design Store 表参道、ESTNATION 銀座店、バーニーズ ニューヨーク銀座本店、TiCTAC グランフロント大阪店など、各地で展示即売会も開催中。詳しい店舗情報は公式サイト(https://fashion-entertainments.com/store.html)にて。
おしゃれの基本は足元から。ではなく、さりげなく変わる腕元から!テクノロジーとアイデアを味方にして、ファッションを自由自在に楽しみましょう。
text. Azu Satoh