FASHION
ジェニファーベアのヘッドドレスで都会のデイリープリンセスに変身!
女の子はいつだって、プリンセスに憧れている。
JENNIFER BEHRのヘッドドレスを身につけると、足元がふわりと浮かんでいるような高揚感に包まれる。「もしかして、私もプリンセスになれるのかもしれない」と、しばし夢見心地。
日本ではあまりヘッドドレスをつける機会はないけれど、今シーズンのランウェイトレンド「ティアラ」にのって、思い切って街中でつけてみては?パーティーや結婚式のシーンだけで使うなんて勿体無い!
すべてハンドメイドのラグジュアリー・ヘッドドレス
花嫁の憧れとして人気を集めるJENNIFER BEHR(ジェニファー・ベアー)はNY発のラグジュアリー・ヘッドドレスブランド。ウェディングにぴったりの大ぶりティアラだけではなくヘアピンやカチューム、ニット帽など、越境レディ必見のファッショナブルなデイリーアクセサリーも揃います。
植物や動物、流れる星など自然のモチーフを多く用いているのが特徴。まるで花冠のようなヘッドドレスは身につけるだけで宝石以上のゴージャス感を演出してくれます。
シックな輝きを放つ黒い花にとまるのはスワロフスキーが散りばめられたハチ!なんだか幸運をもたらしてくれそう。お色直しの時にどんなドレスと合わそうかな、なんて妄想が進みます。ブラックのオフショルダーワンピースともマッチしてたので、実はデイリーにだって使えるかも!
スワロフスキー・クリスタル、真鍮、シルク素材などを使用したアイテムたちは、すべて職人による手作業によるもの。チュールにつけられたスワロフスキーやリアルフェザーも一つずつ丁寧につけられています。
試着でLet’sプリンセス
秋冬の新作から展開中のアイテムまで、デザイナーのJennifer Behrさん直々にチョイスしていただき試着してみました。銀座の真ん中、日光が優しく入り込むノバレーゼ銀座店のサロンで、午前限りのプリンセス気分!
金の花や葉がまるでギリシャ神話の女神を思わせるヘッドドレス。カチューシャのような感覚でつけることができるので、変化の付けにくいボブヘアでもアレンジが簡単です。カチュームタイプのものはゴム部分にサイドの毛をくるりと入れ込めばふんわりヘアの完成!
桃のようなころんとしたシルエットと色合いが可愛いニット帽は、顔をふんわり覆うチュール付き。難しいアイテムと思いきや、シチュエーションによってチュールをしまうことでデザインの強弱をつけることもできます。
スパンコールで花を抽象的に描いたというニット帽も、すべてハンドメイド。スパンコールの大きさから色まで、どこから見ても美しく見えるように完璧に計算されて縫われています。輝くユーモアを添えてくれるのはちょこんと留まる金の蜂。
アクセサリーを毎日付け替えるようにヘッドドレスも取り入れて、おしゃれの幅を広げる一つの手段にしてはいかがでしょう。都会のプリンセスになるならば、身につけるべきはヘッドドレス。ガラスの靴は、歩きにくいからね!
アメリカ・ニューヨーク発のラグジュアリーアクセサリーブランド。
デザイナーのJENNIFER BEHR(ジェニファー・ベア)は彫刻や美術史を専攻した後、小さな帽子店でカスタムヘッドピースを製作。2001年にヘアスタイリスト フレデリック・フェッカイのためのヘアアクセサリーコレクションをデザイン。2005年に自身の名前を冠にしたラグジュアリーなヘアアクセサリーブランドをスタート。
Text. Azu Satoh