夏になると、圧倒的に登場回数が増えるのがTシャツ。特に白Tシャツは、そのベーシックな印象からコーディネートに取り入れる方も多いはず。しかし、ベーシックアイテムは人と被ることが多いのも事実。ファッショニスタとしては見過ごせない問題ですよね。そこで今回は「今すぐコーディネートできて、人と被らない白Tを探しています」という読者の声にお応えしたショップ店員による、厳選白Tシャツをご紹介します。

 背中で魅せる、立体シルエット

la jeune Boutique / Demylee – フレアスリーブバックギャザーT ¥17,280(tax.in)

la jeune Boutique が提案するのは、バックスタイルが印象的な一着です。プリーツが施された立体的なシルエットでフェミニンな後姿。ギャザーが入ることによりボリューム感が生まれたフレアスリーブも可愛らしい印象です。柔らかな素材感で、真夏でもさらりと着られそう。裾に向かって広がる特徴的なシルエットなので、ボトムスは細身のパンツやフレアスカートのタックインがおすすめ。こちらはスタッフスナップ企画でも黄色のスカートと合わせて提案してくれました。

つい触りたくなる小動物系ディテール

アメリカンラグシー名古屋店 / A PUPIL – BODY FRINGE TEE ¥25,920 (tax.in)

アメリカンラグシー名古屋店が提案するのは、袖とウエスト周りに施された繊細なフリンジが特徴的な一着。小動物のようなふわふわとした素材感はインパクト絶大。フリルとは違いカジュアルなフリンジなので、可愛くなりすぎないところも使いやすいポイント。細身のスラックスと合わせた上品なコーディネートに仕上げても良さそうです。アメリカンラグシー限定の別色は深いグリーンと鮮やかなブルーで、よりインパクトのあるカラーリングとなっています。

甘さ控えめな風合いとサイズ感

ROOT / sofar – FRILLED T-SHIRT OVER DYE ¥12,960 (tax.in)

代官山のROOTが提案するのは、裾のフリルデザインが特徴的なTシャツ。こちらもスタッフスナップ企画で提案された「今これ！」な一着です。フリル部分はよく見るとどこか無骨で、古着をリメイクしたような風合い。サイズ感もやや大きめなので、可愛らしい印象なりすぎずラフに着回せます。使いやすいカラーの４色展開なので、多色買いもオススメ。

ほんのりと漂わせる、大人なモード感

Euphonica / GRAB IN HOLLYWOOD – All Cut Short Sleeve ¥6,372 (tax.in)

横浜のEuphonica が提案するのは洗練された一着。一目見たときのシンプルな印象に反して、襟や袖、裾を切りっぱなしにしたデザイン。襟と裾が絶妙な丸まり具合をキープするように縫い付けられているところにもこだわりを感じます。もちろん生地もしっかり厳選。着込むほどに風合いが良くなるアメリカ製のものを使用しています。こだわりの白Tシャツとして、一つはクローゼットに備えておきたいところ。

独自の質感が新鮮な、攻めの生地

NOMBRE IMPAIR 自由が丘店 / FIL DE FER – カットジャガードコンビ ラウンドネックプルオーバー ¥7,452 (tax.in)

NOMBRE IMPAIR 自由が丘店は、特殊な生地の織り方である「カットジャガード」を採用したTシャツを提案。Tシャツのボディからランダムに伸びる糸が、ふわふわとした独自の質感を生み出します。袖丈はやや長く、ドロップショルダーなのでシルエットで今っぽさもキャッチ。シンプルなパンツと合わせてトップスで主張したい一着です。

控えめに纏う夏の星

NUMBER 代官山 / FIL DE FER – コットン天竺刺繍ドルマンプルオーバー ¥8,532 (tax.in)

NUMBER 代官山は、袖周りに散りばめられた星がキュートなTシャツを提案してくれました。キャチーなモチーフですが、プリントではなく刺繍で表現されているので控えめな上品さが感じられます。袖周りは、ゆったりとしたシルエットを描くドルマンスリーブ。写真のようにハイウエストのパンツにタックインして強調してスタイルアップを狙いましょう。

個性も様々なデザインの白Tシャツはいかがでしたでしょうか。夏は一枚で、秋口はインナーとしても使えるので、今のうちにストックしておきたいところですね。いざ探すとなると見つかりにくい自分好みの一着。そんな時は店員さんに相談しながら探してみてください。