FASHION
想いをつなぐ幸運の象徴 paso – Spoonring –
ジュエリーは受け継いでいくもの。でも、それは誰からでもない時だって、ある。
私たちより遥かに長く、何十年、何百年と生き続けた金属素材に新たな光を与える、再構築アクセサリー。それが「Spoonring」
スプーンをぎゅっと丸めた欧米に伝わる伝統的なアクセサリー、スプーンリングは銀のジュエリーを購入する事が困難だった時代、それでも楽しみたいという想いから生まれた。銀のスプーンは「幸運の象徴」でもある。
アンティークカトラリーの凝ったデザインや味のある風合いをそのまま活かすよう、1点1点どの表情が魅力的かを探りながら、手作業で制作している。ここにあるSpoonringたちも全て1点もの。
Spoonhead ring ¥9,700(抹茶のエクレアの写真)¥10,600(レアチーズケーキの写真)
指の付け根をまるまる覆うような厚めの金属は、よく見るとスプーンのヘッド部分。根元のデザインをあえて少しだけ残すことで生まれるささやかな装飾が手元を輝かせる。思わずケーキでもつつきたくなってしまう愛らしさ。
Spoon ring 全て ¥10,600
スプーンはこんなにも繊細なものだっただろうか。時代を経て纏った鈍い輝きの奥を覗き込むと、その昔、願いを込めて使っていただろう人の笑顔がうっすらと見えた気がした。
今シーズンのSpoonringはアパレルブラント「bunt」にて展開中。野球のバントの様に「繋ぐ・送る」というコンセプトのように、“世に送り出す” 新たなクリエイターとして紹介されています。紹介ページはこちら
paso からのメッセージ
pasoは、スペイン語で「歩み」大きく二つの意味があり、現在から未来に向ける「歩み」、そして私たちの生きた道のりである「あゆみ」。そんな、現在でも未来でも過去でもある意味を持つ。過去から現在へ、現在から未来へ。共に歩むaccessoryです。
アクセサリーというものは、服飾品として身に着けるようになった歴史はあまり長くはありません。それ以上に、祈り・財産・武器として「意味」を持つ時代が遥かに長い。「pasoのaccessoryはどちらかと言えば服飾品に少なからず遠くあるべき存在でありたい。作家である私自身、服飾品という類の“accessory”を身に着ける事にあまり興味がありません。今でも、付けなくてよいなら、むしろその方がいい。と思っています。そんな思いがあるからこそ、一番輝くべきなのは、どんな時でも、accessoryではなく、私たちでなければなりません。」一番に光り輝くのではなく、私たちの「光」のエネルギーを受け、その反射で輝くaccessoryを提案しています。
pasoは、スペイン語で「歩み」大きく二つの意味があり、現在から未来に向ける「歩み」、そして私たちの生きた道のりである「あゆみ」。そんな、現在でも未来でも過去でもある意味を持つ。過去から現在へ、現在から未来へ。共に歩むaccessoryです。
アクセサリーというものは、服飾品として身に着けるようになった歴史はあまり長くはありません。それ以上に、祈り・財産・武器として「意味」を持つ時代が遥かに長い。「pasoのaccessoryはどちらかと言えば服飾品に少なからず遠くあるべき存在でありたい。作家である私自身、服飾品という類の“accessory”を身に着ける事にあまり興味がありません。今でも、付けなくてよいなら、むしろその方がいい。と思っています。そんな思いがあるからこそ、一番輝くべきなのは、どんな時でも、accessoryではなく、私たちでなければなりません。」一番に光り輝くのではなく、私たちの「光」のエネルギーを受け、その反射で輝くaccessoryを提案しています。
Prop Styling. aisa(Instagram / Numéro official Blog)
Text. Azu Satoh