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FASHION

PFW、パリコレって何?会場「外」を徹底調査!

春、3月。

身も心も解放される季節に表現したいのはLiberté=自由な女性。そんな女性、空気を探しにフランスまでやってきました。

自由・平等・友愛を掲げる国フランスでは、今年の秋冬のトレンドを左右するファッションウィークの真っ最中!パリはいつも以上に活気があり夜遅くまで賑わっています。

「パリコレ」という名称で日本では親しまれていますが、正式にはParis Fashion Week、フランス語ではSemaine de la Modeと呼ばれています。1日に10個ものショーがパリの至るところで開催されて、それが9日間続くのだから、まさしくFashion Week!

Paris aime la mode!パリはファッションがお好き

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街中にはファッションウィークの盛り上がりを感じさせるシーンをよく見かけます。例えば、こちらの巨大な広告。パリ・ファッションウィークは世界中のファッションウィークの中でも最も歴史があり注目される、業界一のイベント。

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ショー会場の前には雑誌の広告がゲリラ的に貼られることも。記念に一枚お土産に、、、なんて思ったのですが、ちょっと大きすぎて断念しました。

バイヤーやジャーナリスト、ファッショエディターなど、世界中からファッション業界の人々が集まるので、たった9日間でパリ市にとっては大事な時期。市をあげてファッションウィークを応援していて、ショー会場にパリ市庁舎をはじめとした公共施設が使用されこともよくあること。中にはパッサージュを大胆に使って一般人も観れるようなショーもあったりして、街全体でファッションウィークを感じられる、パリならではの刺激的な空気で満ちています。

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会場前でスナップをしていると、トートバッグと1本のガーベラを配っている軍団が!これもよく見られる光景で、ショーに来た業界人やファッション好きの若者達、観光客に向けたプロモーション作戦です。今まで靴下やヘアアクセサリー、ドリンクなどが配られていたことはありましたが、花なんて初めて!THE LADY/Libertéとのシンクロ具合に感動してこちらのTHE LADYを思わずパシャリ。4日目にしてすでに疲れているそう笑

Il lumière rouge!信号は守ろう

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あちらこちらで楽しく賑やかなのはいいものの、街中が手をあげて大歓迎!というわけではありません。大きなメゾンのショーともなると、フランスの国民的スターや誰もが知っているセレブまで「超」が付く有名人が来場するので、聞きつけたパパラッチで会場前は大騒ぎ。来場客の車だけでも大渋滞な上、セレブたちをキャッチしようとカメラマンが道路に飛び出してセレブを取り囲むので、クラクションの嵐が起こることもしばしば。警察も出動するほどです。

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PFW公式のベンツで来場するセレブたち。他にも次の会場へ向かう大型シャトルバスが出ているので、会場間の移動は楽々!(もちろん関係者のみの乗車です。そしてこれがクラクションの原因になることも…)

ちょっぴりこの騒動には頭を抱えているようですが、やはりモードの聖地・パリ。スーパーの買い物中、少し店員と話したりすると「ファッションウィークで来たのかい?」と聞かれるほど、この街では当たり前のイベントになっているよう。歩いているだけでも「その服素敵ね」なんて声をかけられるので、フランス人のファッションに対する教養の深さ、というか感度の高さには毎回感動させられます。

Vivre la mode!ファッションに生きよ!

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ファッション漬けの9日間、幾つかショーを見る機会がありました。こちらは4日目に行われたChalayanのショー。4色の大きなライトがランウェイを歩くモデルに照射されることで規則正しく影を作り出し、布の動きを光と影と色がシンクロする、幻想的なショーでした。

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「Noise」をテーマにパリ1日目にコレクションを発表したANREALAGE。モデルを囲う網のような壁と生地が合わさることで模様が浮き出て見えるという仕掛けに、初日から心のざわつきが止まりません。写真を見て思ったのが、ノイズって、フィルターを通さないと感じないんだなぁということ。服も結局フィルターのようなもので、ハーモニーとはまた少し違う、心地よい「ノイズ」を生むためにどうやってファッションを楽しもうか、なんて考えさせられるショーでした。

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ヘアメイクをしたままのモデルさんを見ることができるのも会場前でスナップをしている特権。ブランドの世界観が街に出た時、どう映るのかをその場で感じることができます。

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Paris fashion Weekが世界中の人を魅了してやまないのは、ファッションを愛する人々が全身全霊をかけておしゃれをしてやってくるから。着せられた服ではなく、自分がいいと思った、自分に似合うものを身につけるからこそ滲み出る魅力が、ここには溢れているのです。

 

ファッション業界にいたら当たり前のことでも、他の仕事をしていたらなかなか見えないファッションの流れ。舞台裏をちらりと知れば、ファッションをもっと自由に楽しめるかも!

まだまだ続くファッションウィーク、自由で自信あふれる女性を探しに、今日もパリを駆け巡ります。

Text. Azu Satoh

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