FASHION
これ買います!極私的2017年春夏コレクション幕開けの話《水曜のケセラセラ》
こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第27回目になりました。2017年一発目の前回は選択肢を切り捨てていこうという話。今回はちょっぴり早いけど春夏のお洋服の話をさせてください。
前回、選択肢は切り捨てよう!と偉そうに語りました。でもごめんなさい、全然捨てきれてません(笑)今日は極私的2017年春夏物お買い物リストをおさらいします。どのアイテムも近々お店に並ぶかと思うので、気になればぜひ実物を見に行ってみてください。どこに売ってるんだよ!という場合は、インスタとかで調べましょう。レッツ・ハッシュタグ検索!皆様のお買い物の参考になれば嬉しいです。
ちなみに今回の記事は展示会で撮影した写真を使用しているので若干画質粗めです。展示会って?コレクションの時期って?という方は年末のこちらの記事をご覧ください。
春夏、クルーズ、プレ…?「コレクション」って何?《連載:ファッション業界って何?》
ファッション業界の「展示会」って何?《連載:ファッション業界って何?》
極私的17SSお買い物リスト
LOKITHO
好きなブランドどこ?と言われて真っ先に答えるのがLOKITHO(ロキト)です。4年前、オープニングセレモニーで素敵なドレスがあるなと思って手に取ったのが始まり。今でこそ仕事柄、東京ブランドばかり追っているのですが、当時はCARVENやAcneなど海外ブランドが好きでした。そんな中LOKITHOはいい意味で日本のブランドっぽくなくて尖ってるわ〜と一気にファンになったんです。
ロキトのお洋服は自分を強くしてくれるんですよね。女性っぽすぎるのがニガテなので、セクシーと一概に形容できないところがとても心強い。今シーズンはアンサンブルのように見えるニットワンピを買いました。
RPKO
RPKOでルプコと読みます。もう、名前を口にしたくなっちゃう時点でずるい。ルプコは20代でも手の出しやすい価格と程よくトレンドを混ぜたデザイン性が魅力。デザイナーさんが可愛くて、いつもたくさん試着して話しちゃうんですよね。今シーズンはエクストリームスリーブのブラウスときんきらきんのプリーツスカートをオーダー。「これを着るなら袖を持ってくれる人が必要ですね♥」っていう押し方も可愛い。
WHEIR Bobson
ROBEでも取り上げたWHEIR Bobsonの展示会で出会ってしまったGジャン。個人的にあまりデニムは着ないのですが、このGジャンを見た時に思いました。EジャンGジャン!……….サイドの深いスリット、前後で異なる長さ、このさりげないデザイン性、求めてました!WHEIR BobsonはLICLEさんでお取り扱いするそうなので、気になる方はLICLEさんにて!
malamute
ニットって、好きなんですよね。気張らない感じがいい。最近は季節問わず着ることができるので嬉しい限りです。ニットブランドのmalamute(マラミュート)の詩的な世界観は眠っている乙女心をザワつかせてきます。このマーメイドのようなトップスなんて涙出るほどかわいい。
悩みに悩んでコレクションの要であるアジサイ柄のニットに決定。今シーズンの着想源は「ヴェニスに死す」と聞けば、アジサイということにも納得。大学の時、授業で散々見たので(笑)
アクセサリーはsomniumとのコラボレーション。コレクションの世界観をぎゅっと詰め込んだような透明感と少しのいじらしさを感じるイヤリングです。
tokiko murakami
春になると着たくなるアウターNo. 1といえばトレンチコートですが、定番の形ゆえ、なかなかしっくりくるものがないのです。でも、出会いました!大きな襟に袖のリボン、少しドレープの効いた胸元がたまに見せるドレッシーな雰囲気が、もうツボ。
ちなみにInstagramに投稿したところ謎の人物から「Colombo keiji」とコメントがきて爆笑したのでした。
TAAKK
メンズブランドTAAKKが2017SSよりレディースラインも始めるとのことで、初めて展示会にお邪魔しました。服のイメージから勝手に「デザイナーさんちょっと怖そうだなぁ…」と思ってビクビクしてたのですが、全然そんなことありませんでした。(ごめんなさい)
展示会では皆様にお伝えすべく、なるべく多くの服を触ってみることにしています。「お値段的に20代でも買える」「仕事着でもいけそう」「勝負服だな」とか、いろいろなシチュエーション、人格で見ることを心がけています。そして一通り考えたり着たりした後、My wardrobe 選定モードに入ります。どんなに高くても、ヤバいアイテムでも、着るだけはタダですからね!一見ヤバくても、案外着られると思えば後はもうお財布との相談です。総スパンコールスカジャン、ヤバいでしょ?
MURRAL
昨年10月に行われたAmazon Fashion Week TOKYOにてランウェイデビューを果たしたMURRAL(ミューラル)。セレクトショップ Sisterで出会ってからその毒っ気のある可愛さが気になっていたのですが、最近は伊勢丹との別注ライン「COLORIS BY MURRAL」を出したりオリジナルシューズの製作も始めたりと、着々と人気ブランドへと成長しているよう。このブランドの魅力は着こなしやすさ。コーディネートしやすいように服の随所に気が利いているんです。妄想コーデにも登場しているのでご覧くださいませ。(この紫のスカートも欲しい。深い緑と合わせたい…)
SHE TOKYO
こちらも2017年春夏シーズンデビューの新ブランド。ROBEでもいちはやく17SSルックをお伝えしました。さて、わたくし、いい年して大変お恥ずかしいのですが、できればお姫様になりたいと思っています。それを叶えてくれたのがSHE TOKYOのスカート。
大人の女性のためのスカートブランドということもあってこれだけプリンセスムード満点なのに、甘ったるくなく上品。展示会で一眼レフで撮影してくれるという心配りにも感動しました。そりゃSNS投稿しますとも!本気でテンション上がるので、是非みなさま着てみてくださいませ。
HELMAPH & RODITUS
ロシアの百貨店のInstagramで一目惚れするという不思議な出会い方をしたHELMAPH & RODITUS(ヘルマフアンドロディタス)は、見た目のエッジィさとは裏腹にご家族でやられているアットホームなブランド。魅力はこちらで語っているのでご参照くださいませ。
個人的に17SSはなんとなくベージュ、透け感がキーワードだったので、ドンピシャのこのトップスをオーダー。ベージュなのにヘルシーで若々しい印象になるのすごくないですか!!!たぶんそうこのフワっとしたシルエットと金のパイピングのおかげ♥
writtenafterwards
ファッションって、こういうテンションの上げ方になっちゃう時があるんですよね。天使のガウンを着たらそりゃぁ飛び上がっちゃいますもん。リトゥンアフターワーズの会場で、先輩にカメラを握らせて舞う乙女。
tiit tokyo
図らずもイケメン風になったので喜んでいたのですが、お腹からヒートテックが若干チラ見えしていて残念無念。そしてサンプルはモデルサイズなので足の長さが足りず思いっきり背伸びしています。着こなすためなら体も張ります、ファッション愛。この後トトロがもっているような笹団子をもらいました。
長々と失礼いたしました。皆さんの物欲をちょっとでも刺激できたら本望です。なんてったって、わたくしの使命は一人でも多くの人に服を買ってもらうこと!ファッションだってビジネスですからね、買ってもらわなきゃ続いていかないのです。以上、暑苦しさは真夏級の17SS展示会振り返りでした!
text. Azu Satoh