FASHION
GUERLAINのpHリップを塗ったら…の話《水曜のケセラセラ》
こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第18回目になりました。前回はランウェイで見る服とリアルクローズについてのお話。今回は初めて?ビューティーのお話です。
疎いんです、ビューティー。これだけファッションファッション言っているのに、コスメもヘアもちょっと後回しにしがち。いや、正直ちょっとどころではなくかなりズボラです。
肌感覚的に洋服にどっぷり浸かっている人はあまりメイクを凝ってなかったり、手を抜きがちだったりというイメージなのですが、洋服に気をつかうだけでHPを消費しきってしまっているのでしょうか。本来ならば頭からつま先まで完璧に仕上げないとバランスが悪いとはわかっているのですが、化粧品カウンターを通るのが怖いんです。美しい美容部員さんたちに圧倒されてしまい、何を相談すればいいかすらわからない….そんなコスメ素人の私が、ついに百貨店のカウンターデビューをしました。
ラ プティット ローブ ノワール リップ ¥3,600
ある日、朝まで遊んだ帰り道に鏡に映った自分の顔を見て衝撃を受けました。「血色が悪い」なんて言葉は辞書になかったのに、鏡に映る私はまるで死に際のゾンビ…いや、ゾンビは死んでいますけど。コスメの中でも特に手を抜いていたのがリップ。でも、このままだと年々ゾンビに近づいていくと危機感を覚え、しっかりとリップのケアをしなければと一念発起しました。
そこで偶然見つけたのが今年3月に発売されたGUERLAINの「ラ プティット ローブ ノワール」シリーズのリップ。海外に行った際に見かけてパッケージが可愛かったなぁと思い見に行ったところ、運命の出会いをしてしまったのです。同名の香水にインスパイアされたこのシリーズは、ベルガモット、ローズ、ラズベリーなどのフルーティーで甘い香りが特徴。リップで香りが付いているものは食事の邪魔をするのであまり好きではなかったのですが、優しく美味しい香りは思わず舐めてしまいたくなてしまうほど。さすがに舐めませんが。
私が購入したのは『001 My First Lip Stick』という唇のpH値に反応して色が変化していくタイプのもの。その日によって若干色味が変わるのでこれなら飽き性の私でも毎日楽しめそう、と思い購入を決意しました。何より柔らかなテクスチャーが塗りやすく、程よいラメ感がプルプルの少女漫画のような唇を演出してくれるのでズボラメイク派の私にとって使い勝手が良いのです。トップコートのように使用すると手持ちのリップのニュアンスを変えることができるのでお得感もあり!コスメ素人にとってはここ、大事なポイントです。
秋はヌーディーカラーが気分なので(tiit tokyoのウルトラスエードのベージュシャツもオーダー済み!)透明感のあるメイクを合わせたいなーと思ってます。重めのくすみカラーが流行ると言われる中逆行していますが(笑)せっかくカウンセリングしてもらって購入した一本なので、ちゃんと毎日持ち歩いて使うことを、ここで宣言します。2016年下半期の目標は脱ズボラメイク!
Text : Azu Satoh