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FASHION

服を作ってくれる人たちに感謝した日の話《水曜のケセラセラ》

こんにちは、ROBE編集長のAzuです。最近いよいよ気まぐれ連載になりました、《水曜のケセラセラ》第24回目です。前回はお洋服があり余っている現状に関しての話。今回はそんなお洋服ってどうやって作られているんだっけ?という無謀な実験のお話です

 

変な形の服が好きです。目立ちたいという感情ではなくて、単純に変身した気になれるから。小さい頃に憧れたのは美少女戦士、怪盗ガール、風水師の巫女、カード使いの女の子などなど。すべてかわいい衣装が登場するアニメ・漫画の登場人物たちです。どうやら、大人になっても変身願望が抜けきらなかったようですね。

そうして育った女の子がいつまでも憧れ続けるものは、豪華絢爛なドレスたち。日本ではなかなか見ることができないので、三菱一号館美術館で開催されたオートクチュール展など、ドレス関係の展覧会があれば飛んでいきます。

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上海、ドバイに続き今年の6月に大阪・阪急うめだで開催されたDiorの回顧展 Le Théâtre Dior(ル・テアトル・ディオール)も例外ではありません。ここでは実際に発表されたオートクチュールのドレスや小物がメゾンの職人たちの熟練の技術によって3分の1のサイズで作り直され、Diorの歴史を辿る形で展示されていました。記事中の写真はル・テアトル・ディオールで撮影したものです。

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今までオートクチュールのドレスや手の込んだプレタポルテを見る機会は何度もありましたが、ミニチュアサイズで再現された洋服たちを見ると、今までにはない胸にぐっと迫る感動が。しかもこの展覧会のために制作されたというドレスたちはすべて実際に使用された生地で仕立てているというのだから、そのこだわりぶりは想像を絶します。

それにしてもこの服たち、こんなに小さいのになぜしっかりと人の形をしているのか?そこには徹底して計算された“設計図”があるのです。

ジャケットを作ってみたら

服にもパターンと呼ばれる設計図があります。建築物と同じで、立体物である服も最初は紙に描かれた線から生まれていくのです。2014年に銀座で開催された ESPRIT DIOR展ではコートが3Dスキャンされ、どのようなパーツで組み立てられているのかわかりやすく展示されていましたが、ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか。あれを見れば服が立体物だということがよくわかります。(正確な数は忘れてしまいましたが、引くほど多いパーツ数でした笑)

前置きがとても長くなりましたが、先日知人から著名メゾンのパターンを公開しているサイトを教えていただき、このディオールの回顧展を思い出して、型紙から服を作ってみることにしました。杉野服飾大学が「ファッション創造における芸術的技法の解析研究」というプロジェクトの一環で公開しており、資料はこちらのサイトからご覧いただけます。ここで公開されているパターンは5分の1のサイズだったので、ル・テアトル・ディオールと近い模型が作れるのでは、と軽い気持ちで組み立ててみました。

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結論

無理!

 

冒頭に言いました、「変な形の服が好きです。」この言葉の重さをずっしりどっしりと感じた2時間となりました。半身で諦めた。

今回作ったのはYves Saint Laurent のウエストがキュッと絞られたスモーキングジャケット。普段何気なく着ているたくさんの服たちが、例えシンプルに見えたとしても、こんなにも複雑なパーツで作られているなんて、作ってみなければわからないことでした。

型紙があれば量産できるとはいえ、一着にかかる労力は決して安いものではないのだなと、頭をひねって紙と戦った2時間で再認識。ちなみにわたくし、全く服作りの知識がないので感覚で組み立ててしまいました。これを機に服作りの基礎を勉強しようと思います。

毎シーズン、素敵な服を届けてくれるブランドの皆さん、どうもありがとうございます!こんな努力の末に、テンションを上げてくれるお洋服が完成するのですね。さぁ、明日も変な形の服を着よう!

 

Text : Azu Satoh

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