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静岡・大井川鐵道できかんしゃトーマス号に乗ってみない?「Day out with Thomas 2017」が開催中
真ん丸フェイスに青いボディ、誰もが一度は見たことのある人気者「きかんしゃトーマス」。子どもの頃、朝のテレビに映る彼を見ながら、その中に乗ってみたいと思ったことはありませんか。静岡の大井川鐵道では、きかんしゃトーマスに乗車できるイベント「Day out with Thomas 2017」が開催中!
緑豊かな静岡の景色を一望しながらSLに乗ることができるレアな体験は、子どもにはもちろんのこと大人にも大好評。その人気は毎年チケットの抽選が行われるほどです。2015年には真っ赤なボディが自慢なトーマスのお友達ジェームス号、2016年にはバスのバーティが加わって内容もより盛りだくさんに。トーマスと個性的なお友達に出会う旅は、一味違った夏の思い出になるはずです!カメラ片手にレッツゴー!
大井川鐵道とは?
静岡県中部の大井川沿いを走る大井川鐵道は、金谷駅(静岡県島田市)から千頭駅(静岡県川根本町)を結んだ本線と、千頭駅から井川駅(静岡市)を結ぶ井川線の2線からなる鉄道です。
SL列車を走行できる状態で保存する「動態保存」にも精力的で、新金谷駅から千頭までの区間はSL列車が日本で唯一ほぼ毎日運行する路線としても有名。レトロな駅舎や車両が現役で使用されているノスタルジックな景色は、観光にもぴったりですね。それにしても写真では収まりきらないほどの迫力!
始発駅ではトーマスがお出迎え!
「Day out with Thomas 2017」は、JR東海道本線 「金谷駅」から大井川鐵道で5分ほど移動した「新金谷駅」からスタート。新金谷駅前にはモクモクと煙を上げて今か今かと走る瞬間を待つトーマスを発見!アニメで見た光景が今、目の前に!
トーマスの友達は機関車以外にも出会えます。こちらはトーマスと競争をしたこともあるライバル、バスのバーティ。バーティに乗ることができる「バスのバーティ ツアー」はすでに受付終了してしまいましたが、一目見るだけでもトーマスの世界観をより深く味わうことができますね。
周りを見学しているうちにトーマスは車庫での準備期間を終え、ついに動き出しました!モクモクと煙を上げて元気良くホームへ向かいます。動いているとさらに臨場感が増しますね。(※通常の走行コースではなく、特別に許可を得て撮影したものです。)
きかんしゃトーマスの舞台となる「ソドー鉄道」の局長「トップハム・ハット卿」がトーマスをお出迎え。いつものポーズも決まって、いよいよ発車です!
車内はトーマスだらけ!
新金谷駅を離れて千頭駅までトーマス号に乗る、約1時間20分の列車の旅がスタート。トーマス号はガタンガタンと大きく揺れて、徐々にスピードを上げていきます。まるで生きているかのような乗り心地は、それだけでも普段乗っている電車との違いを感じるはず。長いトンネルに入る際、車内に充満したススでバッグや服が汚れてしまうこともあるので、汚れが目立ちやすいアイテムは身に付けずに乗車するのがオススメです。
車内ももちろんトーマスだらけ。座席からインテリアまで全てがトーマスのデザインで、なんと車内アナウンスまでトーマスの声!子ども、大人問わずこれだけでも大興奮です。
こだわっているのはもちろん内装だけではありません。車内ではお弁当や飲み物、トーマスのおもちゃが販売されます。中でもチェックしておきたいのが、トーマス弁当(¥950)。ハンバーグ、フライドポテト、エビフライと子どもが好きなものを全て詰め込んだ、盛りだくさんな内容です!特に目を引くのがトーマスが海苔で描かれたキュートな巻き寿司。ツナ、出汁巻き卵、カニ風味かまぼこの3種類が楽しめます。
車外の風景もチェック!
車内では大人向けのお弁当やビール、ワンカップも販売されています。窓からの緑豊かな田園風景を眺めながらゆっくり一杯、なんていうのも贅沢な体験ですね。都会ではなかなか見る事ができない自然の風景に、ほろ酔い気分で癒されます。
先ほどのバーティがトーマスを追い越す貴重なシーンに遭遇!まさに作品どおりの展開でワクワクしてしまいますね。車掌さんが直前にアナウンスしてくれますが、とても早いバーティはうっかりしているとすぐ追い越されてしまうのでご注意を。少しでもタイミングが遅いと写真のように後ろ姿だけになってしまいますよ!
一瞬といえばもう一つ、地名駅(じなえき)近くには日本一短いことで有名なトンネルも現れます。トンネルというよりはアーチのようなの短さなので、こちらも見逃さないためには瞬き厳禁!
前から見ても先がすぐわかってしまう短さですね。
千頭駅ではきかんしゃトーマスフェアも!
終点の千頭駅ではトーマスの仲間たちと触れ合える「トーマスフェア」が開催中!いたずら好きなグリーンのきかんしゃ「パーシー号」や唯一の日本出身きかんしゃである大型テンダー機関車「ヒロ号」など、トーマスのお友達がお出迎え。ヒロ号とパーシー号は運転席に入るとおしゃべりもしてくれます。
トーマスより少し遅れてジェームス号も到着しました。今回乗ったのはトーマス号でしたが、予約する際に選べばジェームス号にも乗車できます。ピカピカに輝く真っ赤なボディが青空に映えますね!
きかんしゃトーマス号とジェームス号が車両の方向を変えるための「転車台」に乗って、ぐるりと一回転する様子も見学できます。子ども達の声援を受けて、炎天下のもと一生懸命バーを押す機関士さんたちはさながらヒーロー!
取材を行った7月20日には、オープニングセレモニーも開催されました。トーマスとその友達をバックに、トップハム・ハット卿と地元の子ども達が集まって決めポーズ!トーマスやヒロたちがズラリと横並びになった光景は圧巻でした。
お土産も充実!「きかんしゃトーマスプリントクッキー(¥1080)」や「トーマス機関車にのってきました コルネットロール (¥700)」など、お子様へのプレゼントにぴったりなものから、「トーマスと抹茶入り玄米茶(¥700)」といった静岡にちなんだ限定グッズまでラインナップも豊富。貴重な乗車体験のお土産にいかがでしょうか?※表示価格は全て税込表示となります
大人も子どもも楽しめる永遠のヒーロー、きかんしゃトーマスに乗ってみませんか?ダイナミックなその姿と自然の景色に癒されて、童心に戻ってみてください。もしかしたら自分がこれから進んでいく道も、この機関車の旅が導いてくれるかもしれません。
©2017 Gullane(Thomas)Limited.
Day out with Thomas 2017
会期:2017年6月17日(土)〜 10月9日(月・祝)
9・10月分チケット 二次申し込み(8/10(木)12:00 受付開始):申し込みページ
インターネット直前受付(残席分のみ):申し込みページ
運転内容についてのお問い合わせ:0547-45-4112(大井川鐵道 営業部)
チケットについてのお問い合わせ:0570-000-777(ローソンチケット お客様ダイヤル)
きかんしゃトーマスフェア
会期:2017年6月17日(土)〜10月9日(月・祝)
※「Day out with Thomas 2017」の営業日に準じる
開催場所:大井川鐵道 千頭駅構内
開催時間:10:00-16:00
お問い合わせ:0547-45-4112(大井川鐵道 営業部)
Text :Koki Yamanashi