FASHION
日本のテキスタイルで手に届く上質を追求するブランド TH_READ から初のレディースシャツが登場。NEWoMan新宿1er Arrondissementにて発売中。
※2017年6月28日 販売会情報追記
「メイドインジャパンは上質」とはよく耳にする言葉だけれど、正直何がいいのかわからない。そんな人にはぜひ、TH_READ(スレッド)のシャツに袖を通してほしい。
TH_READは優れた技術を誇る日本の工場で一本の糸から生まれた生地を、衣服を通して世界につなげていくことを目指すメンズブランド。ただ単に仕立ての良い服を作り販売するだけではなく、生産者の思いやストーリーまで伝えることで、あまり表に出てこない日本の伝統技術、素材、生地屋の歴史、生産背景を伝えるメディアの役割を衣服という手に取れる形で担っています。
ブランド名には、生地に対するさまざまな愛が込められています。生地が生まれる一本の糸= thread、インターネット上でひとつながりの話題を表すTHREAD、そして生地(Textile)の歴史(History)を読み解く、理解する(READ)という意味が合わさりTH_READが誕生しました。
2015年春夏のブランド立ち上げから、その卓越したテーラリングとメイドインジャパンの上質な生地、クラウドファンディングや各地での受注試着会といった様々な取り組みでファンを拡大。ECをメインにしたメンズアイテムのみの販売でしたが、次第に湧き上がった女性からの「着たい」という声に答え、2017年春夏に待望のレディースアイテムが誕生しました。今回発売されるのは、最上級のフィンクスコットンを使用した一型の白シャツ。
後ろ姿でも魅せる至極の白シャツ
パリッとした質感の生地って、どうしてこうも背筋が伸びるのでしょう。ぴちっとボタンを閉めて着れば風を纏ったかのように凛々しく爽やかに。抜き襟スタイルで着ればほのかに香る女性らしさを引き立ててくれます。動くたびに奏でられる生地の音にも耳を澄ませ、全身で感じる上質という言葉の意味。
前身頃は端正な出で立ちの105番双糸高密度フィンクスコットン、背中生地はパンチング加工がされた72番単糸高密度フィンクスコットンを使用し、ボタンで開閉ができる遊び心が効いたデザイン。まるで裏表で表情をくるりと変える、気まぐれな女性のよう。そしてそんな女性は360度どこから見ても、隙のない美しさがあるのです。
単糸:紡績したそのままの一本の糸。
双糸:単糸を二本撚り合せたより強度のある糸。
番手:糸の太さのこと。数字が小さいほど太い。
ECのアイテム詳細欄には島根県「KBツヅキ出雲工場」や静岡県「テキスタイルベガ」など、日本各地の一流の工場と取り組み、糸から生地になるまでの工程が細かく記されています。実際手にとったとき、そのストーリーを思い浮かべてみてください。たった一枚のシャツでも多くの職人の手によって作られているということがより深く体感できます。
買えるのはココ
ECをメインに展開しているTH_READのレディースアイテムの実物を手に取ることができるのは、6月の時点でNEWoMan新宿のセレクトショップ1er Arrondissement (プルミエ アロンディスモン)のみ。少数の入荷になっているので、気になる方はお早めにチェック。ECでも購入可能です。また、NY ブルックリンのセレクトショップ j+bDESIGN でも販売が決定しています。
まだまだ女性には知名度が浅いブランドですが、入荷してすぐに動きがあったそう。「触ったら逃れられない」本物の質感に惚れ込んでしまうのかもしれません。
「最高級のジャパンテキスタイルを使用したハイエンドブランドを、世界へ。」
会期:2017年7月1日、2日 15:00-21:00(2日は20:00まで)
会場:東京都渋谷区広尾5-19-4 SR HIROO 6階
問い合わせ:press@thread.tokyo