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LIFE & CULTURE

世界で活躍する同世代アーティスト、ユニス・ルック〈 完璧な卵などない 〉がカナダ大使館で開催中

カナダ大使館内にある高円宮記念ギャラリーにて開催中のユニス・ルック展、その名も〈 完璧な卵などない(英題:No egg is perfect) 〉。その様子をご紹介します。

ユニス・ルックについて

ユニス・ルック(Eunice Luk)は、1988年生まれのトロント出身のアーティスト。2012年にオンタリオ美術デザイン大学卒業以降、ワールドワイドに展示を成功させています。

作品は、様々なメディアや技法を使って実物を自身の言葉に転換し、作品の中心(ポジティブスペース)とその背景(ネガティブスペース)をシンプルかつ主観的に記録することが持ち味。最近では、VACANT(東京) / スイス・インスティテュート(ニューヨーク) / プリンテッド・マター(ニューヨーク) / ウォルター・フィリップス・ギャラリー(バンフ) / アート・メトロポール(トロント) / エックスペース(トロント) / ノーファル・プロジェクト(トロント)ほかワールドワイドに作品展示を成功させています。

また〈 スロー・エディションズ (Slow Editions) 〉から作品集や書籍を刊行。ニューヨーク、ロサンゼルス、東京のアートブック・フェアで定期的に展示を行っています。

ユニス・ルック公式サイト / Instagram(@sloweditions)

その彼女は、現在横浜で行われている「黄金町アーティスト・イン・レジデンスプログラム」に参加中。絵画 / 陶芸 / インスタレーションなどを制作し、2016年7月にはオンタリオ・アーツカウンシルおよびトロント・アーツカウンシルから助成を得て、信楽(滋賀県)での「陶芸の森アーティスト・イン・レジデンス」に参加したそう! 本展〈 完璧な卵などない 〉は、「陶芸の森」滞在中に制作されたものを含む、彼女の最新作を観ることができます。同レジデンスに滞在中、田園地域である信楽が紡いできた陶芸の “歴史” や “伝統” に深い感銘を受け、手びねりの陶芸作品と陶板画を制作。

Eunice Luk No egg is perfect 完璧な卵などない カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー

作品は、物事が衰退するサイクルや、自然を通じて暮らしの中で見出したささやかな喜びや安らぎから発想を得たものです。これらの作品の多くは、瞑想的な静寂、楽観、内省といった感覚を表現しています。

Eunice Luk No egg is perfect 完璧な卵などない カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー

Eunice Luk No egg is perfect 完璧な卵などない カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー

広々とした空間にゆったりと展示された作品たちは、セラミックでできたペールトーンの卵を中心に、どれも緩やかで自然美を備え、まるで元からそこに存在していたかのような感覚を与えてくれます。不完全さが逆に手作りの温かみと親しみやすさを醸し出しているかのよう!

Eunice Luk No egg is perfect 完璧な卵などない カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー

Eunice Luk No egg is perfect 完璧な卵などない カナダ大使館 高円宮記念ギャラリー

最後に、気さくでチャーミングさが魅力のユニス・ルック本人から特別に、 “ROBE読者へ向けたメッセージ” もゲット♡ 写真撮影の際向けられたスマホを見て “Technologyいっぱいネ〜” と言いながらニコニコ応対してくれた姿に、一同キュン!

” My message for visitors to the ‘No egg is perfect’ is that I hope they are able to find small pleasures and comfort in every daily life. I was relieved to find beauty in life through nature in the countryside of Japan. I noticed the beautiful flora, colorful insects, soft, foggy sunrises while living in the slow countryside life in Shigaraki. It reminded me to cherish the small details around me even through difficult times. Nothing is perfect, yet we can always find beauty through the imperfection.”

(直訳:本展で伝えたいことは、ふだんの生活の中にある些細な幸せを見つけられるようになってほしいということです。わたしは、日本の郊外の自然を通じて、命の中の美しさを見つけることに心安らぎました。植物群や、多彩な昆虫、柔らかくてぼやけた日の出など、信楽でのスローライフを通じてわたしはその美しさに気づくことができました。完璧なものが無くても、わたしたちは、不完全の中から美しさを見いだすことができるのです。)

 

カナダ大使館高円宮記念ギャラリーは入館自由

滅多なことがないと入館できないというイメージが持たれがちな〈 大使館 〉。しかしカナダ大使館は身分証明書の提示のみで入場可能、館内のライブラリーやギャラリーを気軽に鑑賞することができます。平日のみの開館ですが、都民でも意外と知らない(?)穴場スポットなので東京を知っている方にこそ推したいスポットです。

完璧な卵などない:ユニス・ルック 〉展

期間: 2016年11月29日(火)~ 2017年1月20日(金)
会館時間: 平日(午前10時から午後5時半まで)
休館日: 土・日、12月26日(月)~ 1月3日(火)は休館
入場:無料

場所:カナダ大使館高円宮記念ギャラリー(Google Mapsへ飛ぶ
※身分証明書の提示で誰でも入館可能
お問い合わせ先:カナダ大使館広報部
Tel:03-5412-6391 E-mail:TOKYO.CC@international.gc.ca

Text. Midori Tokioka (@mdrtkk)

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