LIFE & CULTURE
会場はまるで迷宮!カール・ラガーフェルドの写真展がシャネル銀座にて開催中
ファッション界を牽引しつづける重鎮 カール・ラガーフェルド。今回の写真展の写真たちはすべてカール本人が2007年にヴェルサイユ宮殿で撮影したもの。10年の時を経て、写真展が銀座シャネルにやってきました。
作品と “それ以外” への徹底的なこだわり
銀座シャネル4階にあるCHANEL NEXUS HALLは、どちらかというとこじんまりとした空間。にもかかわらず、非常に作り込まれた空間が会場をより広く、作品鑑賞をより上質なものにしています。ペールブルーで統一された壁、大理石のきらめきを再現したような床、右にも左にも進める動線が決められていない迷宮路の如き通路、それらすべてカール率いるチームによってひとつずつ決められたことだそう。足を踏み入れれば、そのプロフェッションルなこだわりっぷりに舌を巻くはず。
またもう1つ驚くべきは、鑑賞する人を想っての作品のこだわり。見たことないような重厚なプリントはカールたってのこだわりで、羊皮紙を模した紙を使い、スクリーンプリントの古い技法によって制作されています。しかも、通常の美術館展示のような額装は一切なし。いわば剥き出しの状態。作品を少しでも近くで鑑賞してほしい、というカールの想いがカタチに現れています。そのため接写もここまで撮影可能。
もちろん、この写真展は会場内撮影可になっています。お気に入りの写真とともにSNSへアップの際は、公式ハッシュタグ #chanelnexushall2017 をお忘れなく。
ラガーフェルドといえば、そごう西武から来月発売予定のLIMITED EDITION by KARL LAGERFELD 2017SSも注目。ファッションにアートに、これからも絶対的世界観とともに活躍し続けるカールに今後も目が離せません。
〈太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影 カール ラガーフェルド写真展〉
期間 2月26日(日)まで ※開催中
時間 12:00〜20:00
入場料 無料
場所 CHANEL NEXUS HALL(Google Mapsへ飛ぶ)
展覧会撮影可、公式ハッシュタグ #chanelnexushall2017
協力 ヴェルサイユ宮殿