LIFE & CULTURE
ゆるふわイラストで骨抜きにされる。「いしい ひろゆきの絵展Ⅱ」が開催
「色んなへんてこなイラストを描いてみました。
いしいひろゆきがお届けする、題名のない展示その2です。」
ーいしい ひろゆき
パステルカラーでへんてこな空想世界を描き出すイラストレーターいしい ひろゆきの個展が11月12日(土)より自由が丘のKIAN ART GALLERYにて開催。いしいひろゆきは今年から本格的にイラストレーターの活動を始めたのにもかかわらず、すでに海外からも注目を集め雑誌やCDジャケットのデザインを手がける注目の若手イラストレーター。見ているとフワフワ肩の力が抜けていくような独特の世界観に酔いしれて。
いしいひろゆきの絵は、彼の興味を全て投影したひとつの世界である。
そこには私たちがまだ知らない、どこか遠いけれど近い世界が広がっている。
言葉はなくとも、ストーリーが見え、柔らかな風が吹くのを感じ、
そこにいるものたちが今にも動き出しそうな気配を示している。彼のクリエイションのゴールはイラストレーションではない。
頭の中では、家具をデザインし、家をかたちづくり、町を構成し、
いきものの仕組みをつくり、重力をも設計している。
それらを現時点で一番手っ取り早くアウトプットできるのが、
たまたま絵を描くことだったのである。
オリジナルグッズの販売も
今回の個展では紙に描いた作品に留まらず、彼の興味が赴くまま製作した様々なグッズが展示販売されます。タペストリーやクッション 、時計のフレームを用いた額装作品など50点近くが並ぶのはこの機会だけ。
いしい ひろゆきプロフィール
パレットクラブイラストコース17期卒。不思議な世界観の絵やへろへろでへんてこな絵を描く。2015年パレットクラブ卒業後、周りの人の好意で2016年春からイラストレーターとして本格的に活動を始める。SNSを通じ、It’s Nice Thatなど海外メディアに取り上げられ、国外からもイラストを依頼されるようになる。2017年3月にSUNNY BOY BOOOKS、7月にギャラリールモンドでの展示を予定。これまでの主な仕事は雑誌、CDジャケット、グッズデザイン、イベントフライヤーなど。( Instagram / WEB )