LIFE & CULTURE
パリで行くべきランチ3選!変わり種系が熱い!
旅に出たなら食も楽しまねば!パリに行く予定がある方、そうじゃない方もランチのプランに追加したくなるおすすめレストランを3つご紹介!ちょっとした工夫で自宅でも楽しめるかも?
PATUCO
今年の4月にオープンしたばかりのPATUCOはchausson(ショソン)とカクテルがいただけるカフェ&バー。chasussonとは、果物などを詰めた三日月型のパイのこと。手軽にサクッとスナック感覚で食べることができるのでパクパクと何個でもいけます。
PATUCOでいただけるのはお菓子ではなく惣菜系のchausson。注目はそのメニューのラインナップ!メニュー名を見てみると、Gozaimasu(ゴザイマス)という怪しげな品が…
中身は豚肉、キャベツ、生姜….これは、まさか!そう、餃子(風)の具が入ったchaussonなのです。言うなれば三角餃子パイ?その他にもナス、フェタ、トマト、ミントを入れたギリシャ風や玉ねぎ、ピーマン、レーズンを入れたトルコ風など、世界各国の味を楽しむことができます。
ランチセットはchsusson二個と選べるサラダ、スープorポテトがついています。思い切って挑戦した餃子味は、フランス流にアレンジされてほんのり香るパクチーが意外とはまります。お持ち帰りもできるのでサクッと食べたい方もどうぞ!
Address 4 rue de la Fontaine au Roi 75011 Paris
Open 12:00 – 14:30 / 19:00 – 24:00(火〜木)
12:00 – 14:30 / 19:00 – 26:00(金土)
HP / Facebook
Pascade
パスカード。この名前を聞いてピンとくるでしょうか?フランスのオーベルジュ地方の伝統料理パスカードが今パリで大人気。
パリの中心、オペラ座から歩いて数分に位置するRestaurent de Pascadeは日本で聞きなれないパスカードを味わうことができます。パスカードはふわふわカリカリの厚手のクレープのような、パンケーキのような、一風変わった料理。ここでは創意工夫を施して器状にしたパスカードに具をたっぷり詰めたオリジナル料理が楽しめます。
店内は大きなテーブルと2〜4人用の小さなテーブルが並び洗練された空間。メニューは昼夜共通で、豊富なワインとともにデザート系パスカードまで用意されています。
顔ほどの大きさのパスカードは一人で食べれば十分満足できるボリューム。お口直しのプチトマトもさっぱり甘くて美味しい。
定番メニュー「Lieu-Dip 」は蒸したポラック(スズキににた白身魚)、フライドアーティチョーク、ハーブ入りのマヨネーズ、ポレンタというコーンを粥状にしたペーストを使用。外の生地はサクサクとしていてほんのり甘く、コーンの甘みとハーブペースト、ポラックの塩味と絶妙にマッチ。一度食べたら忘れられない食感と唯一無二のフレーバーを堪能したいなら、Pascadeでちょっぴり贅沢ランチがおすすめです。
好きな具材でカスタムオムレツ
フランス料理といえばオムレツを連想する方も多いのではないでしょうか。モン・サン・ミッシェルのふわふわオムレツが有名ですが今年6月、パリにも新たに名物オムレツ店になりそうなレストランがオープンしました。
黄色で統一された店内。陽気なお兄さんたちが注文したその場で調理してくれるので、あつあつの出来たてをいただけます。
「Arsène, l’omelette aux œufs」は自分で具材を選んでカスタムすることのできるオムレツ屋さん。しかもハンディタイプで気軽にさくっと食べることができるのです。その秘密はサンドイッチ状の形にあり。
カスタム方法は簡単。お肉、チーズ、野菜、トッピング、付け合わせのハーブの種類を選ぶだけで自分好みのオムレツサンドの完成。決められない!という方にはオススメの組み合わせメニューもあるのでご安心を。
鳥のキャラクターがかわいいボックスに入ったハンディオムレツは薄切りの食パンに挟まれているのでサンドイッチ感覚で食べることができます。出来たてふわふわオムレツにとろとろチーズ、香り高いきのこ、ジューシーなハム、サクサクのパンの組み合わせは最高!
サイドメニューのサクサクポテトも食べるべし!ガーリックが効いたポテトは食べ応えたっぷりのキューブ型。手軽にお持ち帰りもできるので、お外ランチのお供にいかがでしょうか?
Address 142 Rue St Denis 75002 Paris
Open 12:00 – 14:30 / 19:30 – 22:00(不定休)
Text. Azu Satoh