LIFE & CULTURE
写真家の故・ケイト・バリーの追悼写真展がようやく日本へ。4/15まで原宿BOOKMARCにて開催中
4年前に報じられたパリのアパルトマンでの死去のニュースが世界中を悲しみに包んだ写真家ケイト・バリー。今なおフレンチシックの代表格として永遠のファッションアイコンでもあるジェーン・バーキンと、フレンチポップ界の帝王といっても過言ではないゲンズブールを両親に持つ彼女の追悼写真展がついに東京・原宿 BOOKMARCにて開催。期間は2018年4月9日(月)〜4月15日(日)まで。
ソフィア・コッポラ、ヴァネッサ・パラディなど世界的アイコンがズラリ
点数は少ないながら、追悼写真展となる本写真展に並べられるのは、ケイトが写真家として納めてきた数々のミューズたちの姿。その中には、映画監督のソフィア・コッポラや女優のヘレナ・ボナム・カーター、リリー・ローズ・デップの母としても知られるヴァネッサ・パラディはじめ、ほかにも誰もが知るミューズたちのポートレイトが並んでいます。
そしてなかでも最も大きなサイズでプリントされた写真は、ケイトの実妹で女優・ミュージシャンでもあるシャルロット・ゲンズブール。起きたてのようなベッドでのプライベートショットはゲンズブールの面影を感じざるを得ません。
また、会場では本写真展限定の写真集の発売も。会場内に展示されているすべての作品が収録されており(写真集のみ収録された作品はありません)、国内のみでの発売なのでレア度もお墨付き。〈500部限定〉とのことなのでお見逃しなく。
オープニングパーティにはシャルロット・ゲンズブール本人の姿も
会期初日の前日に行われたオープニングパーティーにはそのシャルロットご本人も来場。事前にその情報をキャッチした多くのファンにより会場はかつてない混雑に…!あいにくパパラッチ風ではあるものの、ご本人の姿をキャッチ。拠点をNYに移し、より開放的に、自分らしい表現を追求している彼女は、ショートヘアにシンプルなパンツルックでもさすがのオーラ。
「シャルロット・ゲンズブール=映画『なまいきシャルロット』の14歳のあどけない少女」という印象のままだとしたら、その印象はもうアップデートするべき。女性の色気と自由さをまとうシャルロットに、きっと2018年改めてもう一度魅了されるはず。まずは昨年リリースの最新作『Rest』と4月9日、10日にそれぞれ開催されるライブをチェックしてみてはいかが?
KATE BARRY ACTRICES Photo Exhibition
期間:2018年4月9日〜2018年4月15
時間:12:00-19:00
会場:BOOKMARK
入場:無料
本展覧会限定写真集 3,500円
※限定500部、売切れ次第終了
写真作品 各 90,000円
text. Midori Tokioka