Parisから日帰りトリップ!レースの街、Calaisへ



パリコレの喧騒を一旦抜け出し、1 DAY TRIPへ!

La Cité internationale de la Dentelle et de la Mode de Calais(カレー・レース・モード国際センター)を訪れるため、パリからTGVに揺られること1時間半。フランス北部、ドーバー海峡を目の前にした港町Calais(カレー)へやってきました。

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港町らしく、パリよりは少し塩っ気のある風とカモメの鳴き声が優しく響く、静かな場所。大きなビルや高級ブティックはないけれど、風と水の音、そして色彩豊かな壁やクラシックとモダンが入り混じった美しい建築が並ぶ、素敵な街でした。

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中心の駅Gare de Calais Villeを降りて左に行くとみえてくるのがカレー市庁舎。観光案内所もあるので、ここでMAPをゲットして目的地を目指します。

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駅から歩いて10分ほどで美術館に到着。翌日が第一日曜日で美術館無料開放デーということもあってか、館内は独占状態でした。

16世紀から現代へ受け継がれる文化


5つのに分かれている展示室は、16世紀から19世紀にかけてのハンドメイドの時代から始まります。レースは繊細でとても弱いもの。痛まないように展示室の光は最小限に抑えられ、暗いオレンジ色のライトがレースの細かな影を作り出します。

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イギリスのチュール産業から端を発したというレース産業は、フランスに16世紀半ばにフランスへやってきます。ルネサンス時代のモードを支えたのは他でもない、この繊細なレースたちでした、当時は真っ白なレースが清潔の証とされていたとか。

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第2の展示室はカレーのレース産業の発展を展示した部屋。歴史書や作品が並ぶ室内には色とりどりの窓から差し込む光。レースとともに光も楽しみながら奥へと進んで行きます。

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ちょっとした所にもレースが!階段を降りて第3の展示室へ向かうと、、、

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4台の大きなレース織り機が展示されている圧巻の光景。この部屋では1日に何度か職人によるデモンストレーションが行われていて、間近で作業を見ることができます。一人前のレース織職人になるまでに約8年かかるそう。1時間でできる量はたった8㎡なんだとか。

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レースの糸も様々。真っ白な糸から色つきの金糸まで、レースの座医療となる糸も様々。この糸たちが一本ずつ穴に通され、機械によって織られていきます。繊細なレースは巨大な機械で大きな音を立てながら作られるなんて、少し不思議な感じがします。

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20世紀に使われていた作業台。当時の人が見えていたのはこんな景色でしょうか。

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第4の展示室はレースを使用した服飾品がずらり。時代によってレースがどのような使われ方をしてきたのかがわかります。Christian Dior、Yves Saint-Laurent、Chantal Thomassなどの作品は何時間でも見ていられる美しさ。

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まっすぐなラインが特徴的な1920年代のドレス。赤と金が織りなすトライバルな柄は今着ても違和感がないくらい。

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第五の展示室では、現在と未来のレースと題してアート作品のようなレースが並びます。元は手作業で生まれたレースが機械の生産に変わり効率化が図られた後、今まさに次の可能性を探っています。

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こちらはシリコンで出来たジャケット。表面だけ染色されたレースがシリコンで囲われるようにジャケットが形作られています。まるで氷に閉じ込められているように美しい。

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展示を見終えたら、すっかりレースにも魅了されているはず!さっきまで囲まれていたレースの夢から覚めないまま、併設されているショップに足が向き...Calais産レースで作られたスカーフや手袋、トップスをうっかり連れて帰ってきてしまいました。

レースの街ならではの光景


街中の窓を見ると、素敵なレースのカーテンがたくさん!ひとつとして同じ柄はなく、まるで家が洋服を着ているかのよう。

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パリから列車で1時間半。1日もあれば十分回れる広さなので少し足を伸ばして、港の風とレースの歴史を感じに行ってみてはいかがでしょうか。
La Cité internationale de la dentelle et de la mode
Address 135 quai du Commerce 62100 CALAIS
Open 10:00 - 18:00
11月〜3月は17時まで 火曜休み
Admission fees 7 €(企画展+常設展)5 €(常設展のみ)
HP

Text. Azu Satoh



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