男木島から猫が消えたなら。猫は秋冬トレンドファッションとしてやってきた!

夏真っ盛りの今だからこそ、半歩先に行きたいレディが気になるのは秋のトレンド。2016年秋冬トレンドとして急浮上した「猫モチーフ」はもうチェックしましたか?CHANELやLOEWE、Stella McCartneyなどのコレクションブランドがこぞって打ち出したのが、猫柄のウェアやアクセサリーなどの"it"アイテムならぬ"cat"アイテム。

そんな猫...トレンドまっしぐらの猫を追うべく、瀬戸内海に浮かぶ「男木島」へと向かいました。

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人口わずか200人程度のこの小さな島は、島民の数を超える猫が暮らしていたことから「猫の島」として一躍有名に。

瀬戸内海に浮かぶ島々で開催される3年に一度の大イベント、瀬戸内国際芸術祭真っ只中の8月中旬、常設展示や新作のアートを求めに多くの観光客がここ男木島へと訪れました。アートであったり、猫と戯れることであったり、それぞれ目的を抱えながら...

海を越え山をくぐりやってきた越境レディの目的は、ずばりトレンドキャッツ探し!多くのコレクションブランドで登場した個性あふれる猫たちのそっくりさんは見つかるのでしょうか...?

猫とアートが共存する島


高松港からフェリーで40分で男木島に到着。船を降りれば猫が湧いて出てくるのでは!と想像しながら上陸すると、目の前にはフェリーの切符売り場・待合所にもなっている大きな作品が出迎えてくれました。まだ、猫には出会いません。

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急斜面と細い道を進みながら、集落を一周する形でアートを堪能しながら猫を探していきます。なかなかの坂道できついけど、見渡す景色と海風は最高に気持ちいい。

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しかし、いくら歩いても猫がいない。この暑さでへばって日陰に隠れているのだろうか?芸術祭の人の多さに驚いて逃げてしまったのだろうか?

猫はどこに消えたのかと様々に憶測しながら島民の方に尋ねてみると、神社と漁港の方に集まるという情報をゲット。いましたいました、おしゃれキャットたち!ここからは出会った猫たちをブランドとともにご紹介していきます。気になるルックは想像しながら検索してみてくださいね。

Undercoverの白トラ


ダークファンタジーな世界観で日本を代表するブランドとなったUndercoverがパリで発表した2016秋冬ルックの中にも猫、猫、猫!服の部分部分にドット柄のようにプリントされているのは黒猫、茶トラ、白トラの3匹。どこか日本画に描かれた動物を思わせる三匹の猫たちは服の上をご機嫌に闊歩しています。男木島の神社で見つけたそっくり白トラはのんびりひとりで横たわっていました。カメラをじーっと見つめると、のっそのっそとベンチの下へ。綺麗な顔をした自由な白トラでした。

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Stella McCartneyの茶トラ


働くレディ支持率No. 1のStella McCartneyはプレフォールで猫づくしのルックを披露。総勢何匹いらっしゃるの?というくらい真正面を向いたモフモフの猫ちゃんで埋め尽くされたコートは他を寄せ付けないオーラ満載。おそらく4種類の猫が描かれている中で一番そっくりで賞に輝いたのは、道端でくつろいでいた茶トラ猫。太めの尻尾が愛らしい猫ちゃんでした。

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LOEWEの白猫


今最も波に乗っているブランドといっても過言ではないLOEWE(ロエベ)は猫トレンドの中でもインパクトMAXのアクセサリーを提案。食パンほどの大きさの猫の顔がチャームになっているネックレスはランウェイに出てきた瞬間、秋冬itアイテムで賞に輝きました。キュッとしまった小顔に何かを見透かしてそうな大きな瞳が特徴的なLOEWEキャッツ。男木島で見つけたそっくり白猫さんは人懐っこく小柄な猫ちゃんでした。

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前回のパリコレ取材の時に発表されたルックだったのですが、発表された翌日から街中でどどーんと広告に!このインパクトはすごい。

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GUCCIの黒ねこちゃん


モードラバーの必須ブランドといえばGUCCI。毎シーズントレンドを生み出しファンを熱狂させるitブランドですが、今シーズンも例に漏れず猫モチーフを出してきました。大きなメガネにダサニットのタッキー(悪趣味)ルックに潜んでいたのはまるで虎のような黒猫。ガオーと大きく口を開け牙を剥き出し、襲いかかってくるようにニットの胸元で駆けまわっています。そう、まるであの配達ネコのように...!(黒猫いませんでした)

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猫の楽園を目指して


あるけどもあるけども猫三昧な風景には出くわさず、彼らのように人懐っこい猫数匹に出会ったくらいでした。人が埋もれるほどたくさんいた猫はどこに消えてしまったのか尋ねると、返ってきたのは意外な答え。

ツーリストにとっては「猫の島」として恰好の観光スポットであっても、ここで暮らす島民たちは猫の夜鳴きや悪臭、漁港や畑を荒らされるなどの被害でとても頭を悩ませてきました。「さすがにこのままでは猫と島民が一緒に暮らしていくことができない」と、今年6月に猫の不妊手術を行って山へ返したそうです。

しかし「猫の島」として観光客からの人気を集めていることも事実なので、猫がいなくなってしまっても寂しいと考えた男木島では、殺処分される予定の猫を引き取って島で暮らせるようにする計画も将来的には考えているそう。猫と人間が楽しく共存していける、本当の意味での「猫の楽園」を目指していくのだとか。

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アートも猫も人々の生活の中に溶け込む島で出会ったトレンディキャッツ。彼らを思いながら、秋冬のおしゃれで猫と共存する道はいかがでしょうか?

Text : Azu Satoh



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