今年最後の奮発 大人のために帰ってきた「FRANK LEDER」のダッフルコート

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FRANK LEDER - DARKGREY RAW EDGE LODEN WOOL COAT + COAL TOGGLE ¥170,640(tax.in)


母校であるセントマーチン美術学校の卒業ショーにおいて当時審査員であった“故アレキサンダー・マックィーン”から絶賛されたことも有名であるフランクリーダー氏。ドイツ生まれである彼は民俗学や史学に精通しているということもあり、作られる洋服は全て同国に因んだテーマに基づいています。それもあってウールやリネン、コットン等、天然繊維に相当なこだわりを持ち、ボタンは全てアンティークを使用。ときには1920年代から1930年代の古いモノを使用するほど。

そんな同氏が務めるブランド「FRANK LEDER(フランクリーダー)」が今期打ち出すテーマは〈RAUCH(SMOKE)〉。煙や炭を彷彿させる“SMOKE”に促されて1つ1つのパーツが選ばれて作られた、らしさ溢れるダッフルコートを今回はご紹介します。

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まずもって印象的なのは、炭=チャコールグレーに染められた上品な光沢を放つローデンウール生地。ヨーロッパアルプス、チロル地方の厳しい寒さの中で密濃く編まれた生地には天然の羊毛脂がたっぷり蓄えられ、防寒性はもちろん、防水性・耐水性・透湿性・保温性に優れ、シミや汚れにも強いと、ほぼ向かうとこ敵無し。

ほぼ、と言ったのには理由がありまして、唯一の弱点は、これ、かなり分厚いです。カーテンかと思うほど厚くて硬い。とはいえ、短所の裏返しが長所というのが世の常。転換するのは自分次第。着用を繰り返しせばレザーと似たように自分の体に馴染んだオリジナルの型がついてきます。いわゆる、経年変化。機能性も含め、かなり魅力的な生地と言えます。


next>>>溢れる存在感のもう一つの秘密

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また生地に加え、存在感を抜群に高めているのが、本物の“木炭(チャコール)”を用いたトグルボタン。今シーズンのテーマをストレートに表現したディテールで、らしさ溢れる強烈なインパクトを感じさせてくれます。

もちろん木炭をそのまま使っているのではなく、コーティングを施しているため色移りの心配はありません。長めに設定されたジュードも大きめの木炭と相まって存在感を成しています。

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個人的には青森の雪少年だった中学生の冬に毎日着ていたアイテムが、大人の装いのために帰ってきたようで感慨深い一着。もちろん世俗的に冬の定番として広まっているアイテムですから、どちらにせよ、ダッフルコートのアップデートをここに見たと言っても過言ではないです。気になった方は、ぜひ五本木のLINKSまでどうぞ。

LINKS
東京都目黒区五本木2-42-5 1F(GoogleMap
TEL.03-3791-7160 OPEN.14:00-21:00(平日)12:00-20:00(土日祝日)
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Text.Shunsuke Mizoguchi


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