最近よく聞くリゾートスタイル。結局どれが正解なの?

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リゾートスタイルって何を着ればいい?

来たるお盆休み。現在進行形で友達や家族と、旅行スケジュールを調整している方も少なくないはず。行き先はハワイ? それとも沖縄? いずれにせよ、日ごろの疲れを癒してくれるところへ足を運びたい。

でも旅行って、何を持っていって、現地で何を着るのかを考えると、意外と厄介だったりする。特に「何を着ていくか?」に限っては難解だ。むやみやたらにアロハシャツ? パンツはやっぱりショーツ? 足元はビーサン?

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今回は“ありふれた日常に、非日常を”コンセプトに掲げる、EDIFICE LA BOUCLE NEWoMan新宿店のスタッフ・沼宮内(ぬまくない)さんにおすすめアイテムをピックアップしてもらった。また同店ならではのリゾートスタイルも伺ってきた。

スタッフプロフィール


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沼宮内 豪介さん(EDIFICE LA BOUCLE NEWoMan新宿店・スタッフ)
EDIFICEに勤務して5年目。高円寺のヒッピー的なスタイルに憧れ、古着を発端に服が好きになる。趣味はラジオを聴くこと。好きな番組はバナナムーンゴールド。

開襟ではなく、レギュラーカラーで


—沼宮内って珍しい苗字ですよね。出身はどちらなんですか?

青森生まれの埼玉育ちなんですよ。

—群馬生まれ群馬育ちの身としては、生まれと育ちが違うのは格好よく感じます(笑)

そんなたわいのない会話から始まった今回の取材。気になった部分は聞かずにいられない性分がために、企画進行は本筋4割、脱線6割。ただ、みなさまの気になるところはしっかりと押さえてきたので、あしからず。

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"ハリ感のあるタイプライター生地を使った一枚。後身頃の丈をやや長く設定した、遊び心が詰まったアイテムだ"

—FACY上でリゾートスタイルを求めるユーザーに対して、提案していただいたそちらのシャツ。改めて、特徴を教えてください。

特徴はこの少し緩さのあるデザインですね。トレンドのオーバーシルエットのようにやりすぎていない、適度に肩が落ちた程度になっています。さらに、今までのEDIFICEのレギュラーアイテムと比べると、丈はかなり長め。みなさんの細身のパンツと合わせると、一歩変化を付けられるシャツです。

—白、黄色、青の3色展開ですが、なぜその色を?

テーマがリゾートなので、オーシャンビューにぴったりということで選びました。あと男性のみなさんは、白、黒、グレー、ネイビーが定番色だと思うので、黄色や赤はちょっと手を出しにくい気がしました。ちょっと背伸びして、この色かと。

—確かに。リゾートスタイルというとアロハシャツのような気がしますが、LA BOUCLEのリゾートスタイルはやっぱり違ってくるんですか?

いまトレンドのアロハシャツのような開襟シャツは、うちでももちろん人気があります。ただ、この店舗のオリジナリティを出すなら、開襟ではなくレギュラーカラーかな。

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—ほかのショップとの差別化を図っているわけですね。ちなみに沼宮内さん自身は、この時期、シャツを着るんですか?

腕が細いので、それをあんまり出したくないというのもあって、今まであんまり着てなかったんですよね。最近は肘が隠れる5分袖くらいのものが増えてきたので、それを着るようになりましたね。

—体型が細い=服が似合うわけではないと。

そうですね。特にジャケットは、細いと背中の見栄えがあんまりよくない気がします。やっぱり肩幅がある程度ある方のほうが綺麗に見えますね。だから、ジャケット着るときは、よりスタイリングを意識して、綺麗に見せるように心がけます。

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少し言葉を添えると、自分が求める1.5倍ものタメになる情報を話してくれる。お若い顔立ちと華奢な身体つきからは、想像がつかない知識量を蓄えていることが分かる。実際に沼宮内さんの接客を受けたことがないが、取材をしていると分かる、「この方、接客がうまい」。

LA BOUCLEらしさはクロップド


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"コードレーン生地を使った季節感のある一本。リラックスした雰囲気をまとっているが、フロントにはセンタープレスが入り、品の良さを感じられる"

—このパンツの特徴はどこでしょうか?

特徴は、この緩くテーパードしたストレートシルエットです。最近のテーパードパンツより、だいぶリラックス感のあるアイテムになってます。ウエストもベルトレスのゴム仕様なので、リゾートというシチュエーションでもラクを味わえます。

—リゾートスタイルでもラクは求めるべきですか?

僕たちも接客で「リラックスですよ」なんて言葉で多用してしまいがちなのですが、やっぱりそこは外せないキーワード。従来のリゾートスタイルのイメージだと、アロハシャツにパイルショーツのような、5年くらい前のイタカジ(イタリアンカジュアル)全盛期の時代みたいな感じだと思うんですね。でも最近多くの方たちを見てきて、今までのスタイルとは変わっている気がします。

—なるほど、ラクを求める人が増えてると。でも、ショーツの方がラクのような気がしますが、なぜショーツよりクロップドを?

そこはEDIFICEらしさですね。基本的にEDIFICEにいらっしゃる多くのお客様は、シックでシャイという方が多いんですね。例えば、派手じゃないネイビー系のストライプとかチェックなら着れるみたいな。大きくスタイリングのテイストを変えることができない保守的な人が多いんです。でも、このアイテムならそういった方たちにも取り入れやすいと思いまして。

—そういった方たちにとっては、ショーツのハードルは特段に高いと。兼ねてから気になっていたのですが、EDIFICEオリジナルとLA BOUCLEオリジナルがあるじゃないですか。デザインはけっこう違うんですか?

価格的には差はないですけど、LA BOUCLEの方が少しデザイン性は高い気がします。一般受けというよりかは、もう一超えしたスタイル。

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—なるほど。トレンドど真ん中なアイテム展開とはまた違ったベクトルという。おすすめポイントはどこでしょうか?

ベルトしなくても穿ける分、暑さの軽減になりますよね。スタイリングに軽さの演出もできて、気持ち的な部分でも軽くなります。あとは、穿いていてラクというのに限りますね。タックインしてもいいですし、インナーいれて軽く羽織っても合わせてもらってもいいですし。

—イージーパンツにタックインはありですか!?

ありです。

—ここ賛否両論あるところですよね。

ベルトループがないんですけど、トップスをたっぷり出してゴムの部分を隠す感じですね。

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この時点で、早50分。取材の所要時間は1時間半というのに、沼宮内さんの巧みな話術に惹きつけられるままに、時間を忘れてしまった。気になる、「トップスをたっぷり出してゴムの部分を隠す感じ」は、後々のスタイリングでじっくりと。

従来にはなかった、上品なサンダル


見るからに、只ならぬオーラをまとった一足を持って沼宮内さんは「これはブランドの説明からしてもいいですか」と、力の入った言葉で紹介してくれた。

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"実力派デザイナーが手掛ける一足。ナイロンストラップにレザートゥという斬新な組み合わせが一際目を引く"

EDIFICEでアメリカのイメージはないんですけど、これは『FREEMAN PLAT』というアメリカブランドのアイテム。ボストンを拠点とするデザイナーで、元々ラルフローレンのディレクターやリーボックのデザイナーをやっていた人が最近立ち上げたブランドなんです。

—なかなかの異色の経歴ですね。

このデザイナーさん自身、パッと見ドストリートのアメリカ人みたいな格好をするんですよ。

—せめてアメトラにいってほしかったなぁ(笑)

イメージ的にはそうですよね(笑) リーボックはなんとなくうなずけますけどね。ただ、実際に作る靴というのが、ドレスシューズとカジュアルシューズの中間みたいな激しい合わせで斬新。インソールとストラップの感じはスニーカー風で、前だけタッセルローファーみたいな。日本だと『SPECTUS』のスニーカーに近いのかな。そこよりもエレガントな表情をしていますけども。

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—ストリートの中にエレガントさを残しつつ...。

アウトソールはレザーソールですし、素足でもソックスありでも、どっちでもおすすめです。でも、この手のシューズって履き心地を気にする方が非常に多いんですよね。革靴って基本何でも痛くなっちゃうんですけど、これはインソールがものすごく柔らかいので、快適です。

—革靴は履き慣れていないと革が硬くて、足が当たりますからね。

これは嘘なしで人生の中で一番いい履き心地です。これは本当の話。まぁ信じるか信じないかは...

一同)あなた次第!

さらに、ナイロンストラップのおかげで、足がずれて動くのも軽減してくれる。秋でもソックスを履いていただければ、問題なしです。

—息の長いアイテムということですね。でも、リゾートスタイルとの関係性はどうですか?

リゾートスタイルというと、スポサンとか、『RIVIERAS』みたいなスリッポン系をイメージしますよね。裏を返せば、それしかないんです。それに比べてレディースは、ビーサンのようなトング型のサンダルでもヒールが入っていて、ちょっと上品に見えるアイテムが多いと思うんですよ。そういうレディースにもありそうな品を持っているシューズというところで、リゾートスタイルにいれてもいいのかなって。

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「足元にこれを持ってくるのが、よりEDIFICEらしいといった感じです」と最後に締めた沼宮内さん。ステレオタイプとしてあったリゾートスタイルとは違い、そのEDIFICE LA BOUCLEらしさというものを存分に感受できた気がする。投げやりになっていたリゾートスタイルの輪郭を掴めたのではないだろうか。

最後にスタイリングをお披露目


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T-shirt:本人私物
shirt:EDIFICE LA BOUCLE
pants:EDIFICE LA BOUCLE
shoes:FREEMAN PLAT
hat:mighty shine
accessories:本人私物

イージーパンツのタックインはご覧の穿きこなしで。リゾートスタイルというテーマに合わせて、レギュラーカラーシャツも型破りと言わんばかりに、4ボタン分開けて開放感を演出。「Tシャツもリゾートスタイルっぽく」と用意してくれたのは、ご機嫌なプリントが入ったもの。見た目から清々しいスタイリングだ。

ご紹介したアイテム









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