【interview】コンセプトは“交差点“ オンラインカスタムオーダー『LaFabric』がリアル店舗をオープンした理由とは…?

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今年1月、渋谷に『0号店』をオープンしたオンラインのカスタムオーダーサービスLaFabric (ラ ファブリック)。日本の熟練した職人とユーザーをダイレクトに結び付ける「工場直販」で商品を提供することで、メイドインジャパンの良質なスーツやシャツを身近にする同社が遂に渋谷にリアル店舗を出店したということで気になっていた人も多いのでは…?

そこで今回はLaFabricの店頭に伺い、同サービスを展開する株式会社ライフスタイルデザインの代表 森雄一郎さんに、0号店をオープンすることになった経緯や、同社が目指す今後の展開についてお話を聞かせていただきました!

ショップコンセプトは「交差点」0号店をオープンさせた意図とは?


・昨年、浜松町にもポップアップストアを出店されていましたよね?それが好調で、今回直営店をオープンしたという流れだったんでしょうか

LaFabricはオンラインからスタートしたサービスですが、開始した当初からオンラインだけでやっていくのではなく、オフライン・オンラインの強いところ、弱いところ、それぞれを活かしていきたいなと思っていました。

ただ、いきなり店舗を持つというのも違うなと思ったので、まずは11月、浜松町にポップアップストアを出店したんです。そこで一定の成果を出すことができ、お客様からも好評だったので、今回1月に店舗をオープンさせたという感じです。

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・直営店ということで、ショップならではのコンセプトもあるんでしょうか?

コンセプト、ショップテーマは「交差点」です。ショップの中では壁にプロジェクターで映像をあてて生産背景を流しているんです。その生産背景を見ることで、ショップで作り手と使い手の思いが交差できる。また、LaFabricのメンバーとお客様の思いが交差するという、二つの意味を持っています。

あと、今回のショップは僕達の中で“0号店”と位置づけているんですが、渋谷っていうカルチャーとかいろんな人が交差する場所だと、このテーマが合うんじゃないかと思いました。

・今回本社オフィスがあるビルの1階に0号店を出店しているのには意味があるんでしょうか?

LaFabricというオンラインサービスをやる上で一番大事にしていることが、既存のアパレルの売り方にとらわれないことなんです。今までの既存の売り方といえば、駅前のファッションビルや百貨店、渋谷でいうとセンター街みたいな繁華街に高い家賃を払って借りていたじゃないですか?それこそ、不動産面積も大きく、そして在庫も多いという立地で不動産ビジネスをやっているようなものかなと。

僕たちはその真逆で良いと思っていて、0号店も何でもない通りの路地裏の小さな店で良いんですよね。なぜなら、うちのお客様はLaFabricのことをほぼ100%オンラインで知ってもらっているから。だから、0号店はLaFabricを使ってもらって、最後にサイズ採寸や自分の欲しい商品を確認しにくる“場”なんです。

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来店するのはほぼ新規のお客様、リピーターはほぼ100%オンラインストアで購入する


・グランドオープンから数週間経ちましたが、来店するお客様の反応はどうですか?元々LaFabricを知っている人やリピーターの方が多いんですよね?

お客様の反応はめちゃくちゃ良いですね。正直プレオープンのときはちょっと苦戦するかなと思ったんですが、フタを開けてみたら良い意味で忙しいです。

そして、来店されるのはほぼ新規のお客様ですね。LaFabricのことを知っていて会員登録だけしていたり、メディアで見たり、Facebookでいいね!してくれていたりというお客様がリアル店舗が出来たからちょっと寄ってみようかなと来てくれている感じです。逆にリピーターの方は、オンラインストアで購入されるので、店舗にはいらっしゃらないですね。一度購入しているということは既に採寸データがあるということなので、次に買うときもほぼ100%オンラインストアで購入されるんですよ。

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・o号店の調子が良ければ、今後一号店、二号店と出店されていく予定なのでしょうか?

まだ出店計画はないんですが、もちろんタイミングを見てニーズがあれば出店していくつもりです。また引き続き、2月は羽田空港にポップアップストアを出店するんです。今回の0号店のような形だけではなく、ポップアップストアなどという形でリアル店舗を出店して、お客様と触れ合う、またお客様にLaFabricを実際に体験してもらうというのも続けていきます。

・お客様が見えることで社員さんのモチベーションも上がりそうですよね。

そうだと思います。フィードバックも早くなりましたね。こんな反応がお店でありましたというのがすぐ社内に共有されるので(笑)。

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・あと店頭を見ていて気になったのですが、0号店にはLaFabricの商品だけじゃなく、Oh My Glassesさんの「TYPE」も置かれているんですね。

そうなんです。実はOh My Glassesさんだけじゃなく、クリーニングのLenetさんもあります(笑)。お互い新しいことにチャレンジしているので、シナジーがあるところとは一緒にサポートしながらやっていきたいなと。

LaFabricのリアル店舗は今後強みになると思っていて、せっかくお客様に来てもらってコンセプトの説明をしたり、直に触れ合えたりする場があるので、シナジーがある会社さんの商品も一緒に紹介する取り組みは今後もやっていきたいなと思います。

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・最後にLaFabricが今後描いている未来について教えていただいてもよろしいでしょうか?

LaFabricは今までにないショッピング体験を目指して、オンラインのECからスタートしました。今では定期的にポップアップストアを出店したり、今回の0号店のオープンしましたが、最終的には、その全てがつながるような未来を目指しています。

それは僕達がお客様から預かっているサイズデータを使って、どのお店に行ってもスムーズにシームレスに買い物ができるみたいな未来です。言ってみたら通勤電車でスマホを見ながら自分のサイズに合ったジャケットやスーツを買えるとか今までの購買体験ではなかったことなんですよね。僕達は試着がいらない、試着をなくすサービスを展開しているので、そこを積極的にお客様に知ってもらって、どんどん利便性を体感してもらいたいですね。あと、ものづくりにもすごく力を入れていっているので、気になる人はぜひ一度、o号店に来てみてください。

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LaFabric Real Store渋谷


住所:東京都渋谷区神南1丁目9-7 丸栄ビル 1F
営業時間:平日 12:00-21:00 土日祝 11:00-20:00(水曜定休)

羽田空港ポップアップストア


開催期間:2016年2月19日(金)~2016年3月31日(木)10:00~20:00
開催場所:東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田空港第1旅客ターミナルビルB1F(京急線連絡口近く)
提供サービス:
・LaFabricのオーダースーツ、 シャツ、 ジャケット、 ジーンズの販売
・ネクタイ、 チーフ等アクセサリーの販売
・LaFabric専門スタッフによるスタイリング、 サイズの採寸サービス

Text.Yuya Iwasaki



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