【interview】ユニセックス・オーバーサイズのリラックスした服と居心地 名古屋・大須のセレクトショップ「OVIE STUDIO」

INTERVIEW 2015.08.24
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名古屋の高感度なセレクトショップ・古着屋が並ぶ大須エリアに、まだ新しいながらも着々とファンを増やすセレクトショップ「OVIE STUDIO(オヴィエスタジオ)」がある。

場所は、大須観音からすぐ近く、竹内ビルの3階。漆喰の壁の反射によって、やわらかい光に包まれた店内で、オーナーの吉田さんにお話を伺った。

・着る人によって変わる服


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ショップのコンセプトは“Anybody can wear Nobody is equal. ”「着る人によって変わる服」。誰でも着れるようユニセックスやオーバーサイズのアイテムをメインに揃え、着ることを楽しんで欲しいという思いが込めれている。

人を選ぶものや、着づらいサイズ感のものは外すというバイイングを意識しているだけあって、どのアイテムも袖を通しても肩肘を張らない、ゆったりしたシルエットに。

ゆるくも、クールにも、アンニュイにも変化できる服。立体的でボディコンシャスな西洋の洋服に対して、平面的で誰でも着られる和服のように、現代のファッションを日本的なミックス感とアレンジで楽しむことができる。

・ポイントはリラックスできるか


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いつもよりワンサイズ大きいアイテムでもハマるようなシルエットのトップスに、履き心地の良いワイドパンツ。着心地や肌触りなど、着たときにリラックスできるかを重視していて、人を選ばないというコンセプトと一貫したスタイルを提案。

そうなると大事なのはサイズ選びだが、ブログには様々なスタイリングが身長別のスナップで掲載されており、自分に近しいスタイルを見ることが出来る。お店で何度も試着するのが苦手な人には、こうした気配りは嬉しいところ。

また、かかとを踏んで履けるルームシューズや、凝ったディテールを隠すようにシンプルに設計された小物など、さりげなくも使いやすいチョイスが心憎い。

・ブランドピックアップ


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YANTOR(ヤントル)

デザイナーは、坂倉弘祐と吉田賢介。“SITUATIONS”をコンセプトに、布を纏うことをベースにした服づくりはファッションを超え、生活の一部にある服を感じさせる。それを体現するプロジェクト“ONE by ONE”は必見。他県からまとめ買いに来るなどコアなファンも多く、型数を豊富に揃えている。オーバーサイズで着ても甘くなりすぎず、他とは違う雰囲気が出るのも魅力で、男性だけでなく女性からも人気があるという。

My beautiful Landlet(マイビューティフルランドレット)

デザイナー赤崎浩二によるこのブランドは、シーズン毎のコンセプトは設けず、カラー・シルエット・素材でブランドらしさを表現している。ドロップショルダー、オーバーサイズのアイテムでも品のある佇まいが特徴で、メンズ・レディースともに定番人気。

Edwina Hörl(エドウィナホール)

デザイナーは、オーストリア生まれのエドウィナ・ホール。独特のシルエットと存在感がある服は、過去のヨウジヤマモトでのアシスタント経験を聞くと納得する。“適用性”をテーマに制作しており、あらゆる思考、世界観を織り交ぜ、着たときに現れるアイデンティティを重視しているあたりも、オヴィエスタジオのコンセプトと一致する。

・アイテムピックアップ


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前回、即完売したという「everlasting sprout(エバーラスティングスプラウト)」の親子がま口の財布。

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特注して作られた金具により、大きながま口の中に小さながま口が。容量などの使いやすさもありながら、シンプルで可愛らしいデザインは、ファッションアイテムとして持っていたい一品。

・接客をしない


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レディースの営業を数年経験し、脱サラしてこのお店を始めた吉田さん。ショップの運営は未経験で、古着屋でのアルバイト以外に接客もやったことがない。だからこそ業界の暗黙のルールを破りながら、来てくれる人にとって居心地のいいお店にしていきたいという。

そのひとつに接客をしないというポリシーがある。もともとお店でアイテムを勧められたり着こなしを提案されるのが苦手だった経験から、お客さんと話すのは雑談がメイン。それでもいつの間にか、アイテムの背景や、ブランドの世界観、展示会の様子などファッションの話で盛り上がる。

いいお客様に恵まれているというが、常連さんが独立してお店を出したときに「ちゃんと接客できてる?」と聞いたら、「ここで接客されたことないですよ!」とツッコまれたというエピソードが、自然体の吉田さんを物語っている。

・あとがき


新鋭ブランドをセレクトしていながら居心地のいい空間を提供するオヴィエスタジオ。この日も取材予定を大幅に越え、さらに、来たお客さんも混じって雑談してしまった。リラックスできる服だけでなく、リラックスできる空間がこのお店と人の魅力と言える。

また、新たに加わったメンバー・スミカさんの影響で女性客も増えていることから、レディースブランドも拡充予定。秋から始まるワクワクするような新展開についても、お店に行くとこっそり教えてくれるので、ふらっと行ってみては。

OVIE STUDIO(オヴィエスタジオ)
愛知県名古屋市中区大須2-15-42 竹内ビル3階
TEL.052-684-7339 OPEN.13:00~20:00(定休日/水曜日)

Text.Koichi Kondo


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Text&Edit : 編集長Y

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